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イラン、核合意上の禁止技術で兵器級ウラン製造も辞さない構え

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<引用元:ワシントン・エグザミナー 2019.9.7

イランは、2015年の核合意で禁止された高機能遠心分離機を稼働させており、ウラン濃縮を速めて合意で定められた制限を優に超えようとしている。

AP通信社によると、イランの原子力庁のベフルーズ・カマルバンディ報道官は、7日の記者会見で同国の最新の能力を明らかにした。カマルバンディは20基のIR-6遠心分離機と20基のIR-4遠心分離機の前に立ち、記者団に説明した。

「現在の環境で、イラン・イスラム共和国はウランの濃縮レベルも濃縮ウラン備蓄も増やすことが可能であり、濃縮レベルは20パーセントに制限されない。我々は国内で濃縮率をそれを遥かに超えるまで高めることができる」とカマルバンディは語った。

核合意の下でイランは、ウラン濃縮をするにはIR-1遠心分離機の使用のみに制限されていた。高機能版の遠心分離機を使用すればさらに速い割合でウランを濃縮できる。イラン高官によると、IR-6では10倍、IR-4では5倍速くなる。

専門家は、イランが核爆弾を製造するのに十分な兵器級ウランを獲得できるようになるのに1年かかるとしていたが、新しい遠心分離機はその期間を短縮する恐れがある。

カマルバンディは、イランは「爆弾を追及していない」が「欧州人が何らかの決断をしたいのであればすぐに決断すべきだ」と警告した。欧州のいくつかの国は、トランプ大統領が2015年の核合意から2018年に離脱してから、イランと別の合意を結ぼうと試みている。

米国のマーク・エスパー国防長官は、記者会見で記者団にイランの発表は予測通りだと述べ、「イランはこれまでずっと追及しようとしていたものを追及しようとしている」と話した。

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