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「トランプ大統領に感謝」=イランの反政府デモ参加者が人権保護の姿勢に対して

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<引用元:ブライトバート・ニュース 2018.1.16

イランの反政府デモ参加者は、ドナルド・トランプ大統領が自分たちの大義に対して支持を表明したことに対して、先週末発表したメッセージで感謝の意を表した。また、人権侵害などの理由からイラン政権に対してより強い制裁を課すことを求めている。

National Council of Resistance of Iran(NCRIまたはMEK)に所属するイラン人活動家は、FOXニュースに対して次のように語った。「我々はトランプ大統領に感謝している。この政権に様々な方面から圧力を加える人たちを支持するすべての人が、あなたと共に圧力を加え、我々と共に打倒することを求める」

MEKは1965年に創設され、イランの政権打倒を提唱している。2012年には米国のテロ組織指定から除外されている。イランの最後の皇帝、モハンマド・レザー・パフラヴィーに反対して1979年のイラン革命に参加し皇帝を打倒。だがその後、思想と政権運営をめぐってイランのイスラム教指導者であるアヤトラ・ルーホッラ・ホメイニ氏と決別し、1981年に地下活動を始めた。

トランプ大統領は12日、オバマ政権下で結ばれた核合意に伴う制裁再開を見送ると発表した。トランプ氏はイラン政権にこれが最後となるだろうと警告した。

またトランプ氏はヨーロッパの同盟国に、「合意の致命的な欠陥を修正しなければ米国は合意を破棄する」と警告した。

加えて米国財務省は、外国資産管理室(OFAC)が14の個人と団体をイランにおける深刻な人権侵害と検閲に関連するものとして指定したことを発表した。

制裁を課されたのはイランと中国の団体と個人だ。

財務省のスティーブン・ムニューシン長官は次のように述べた。「米国はイラン政権が人権侵害と不当な行為を継続する限り支援することはない。我々はイランの司法幹部をはじめとするイラン政権を対象としているが、その理由は、市民に対する恐るべき虐待であり、それには平和的な集会の自由の権利を行使しただけで投獄された人々が含まれている。また政府に反対デモに参加したことで国民を検閲していることもその理由である」

イスラム革命防衛隊(IRGC)は「暴動」を鎮圧しようと試みているが、抗議デモは続いている。

ある活動家はFOXニュースにこう述べた。「このような反乱は始まったばかりだ。人々は全く諦めるつもりはない。忍耐は限界に達しており失うものは何もない。イランが倒れることはなく、人々は自分たちの要求から身を引くことはない」

Organization of Iranian American Communities (イラン・アメリカ・コミュニティ協会:OIAC)によると、デモは132の都市に拡大し、収監された抗議活動家は8千名だとしちる。またメディアでは死亡者数を25名とする報道があるが、OIACは55名としている。

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