<引用元:デイリー・コーラー 2024.11.6>
ドナルド・トランプ次期大統領は、2024年大統領選挙でカマラ・ハリス副大統領を破ったあと、6日未明にマーアラゴで歓喜する聴衆に向けて語った。
午前2時を回って、トランプが定番の入場曲である「God Bless The USA」に合わせて舞台に上がると、会場は愛国心を示すスローガンに満たされた。これまでに激戦州の過半数で勝利し、間もなく共和党現職大統領となる人物は、聴衆からあふれる愛に言及した。トランプは、バイデン・ハリス政権が負わせた損害だとするものを、国が修復する手助けをするという約束を繰り返した。
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トランプは、ペンシルベニア州バトラーの集会で間一髪で命拾いすることになった暗殺未遂事件を振り返り、「神は理由があって私の命を救ったのだと、多くの人が言ってくれました」と述べた。
「その理由とは、国を救いアメリカを偉大な国に戻すことだったのです。そして今我々は、その使命を共に果たそうとしています。我々はその使命を果たします。我々の果たすべき課題は容易ではありませんが、私は自分の魂に持つ精力と気迫、闘志のすべてを、みなさんが委ねてくれた職務に注ぎます」と彼は語った。
トランプは、「約束したことは守る」という1つのシンプルなモットーによって統治すると述べた。
7月に脱落したジョー・バイデンに取って代わったハリスに対抗した15週にわたる選挙運動が終結する中、トランプは、「我々は約束を守ります。私が、あなた方国民への約束を果たすことを止められるものはありません。我々はアメリカを再び安全で、強く、豊かで、強力で、自由な国にします」と述べた。
「少なくとも一定期間は国を最優先にしなければなりません。修復しなければなりません。なぜなら我々は共に、本当にアメリカ人全員のためにアメリカを再び偉大にできるからです」とトランプは続けた。
「私はただ、これが本当に素晴らしく光栄なことだということを伝えたいと思います。感謝したいと思います。失望はさせません」とトランプは約束した。「アメリカの未来は、かつてないほどに大きく、良く、際立ち、豊かで、安全で強力になるでしょう。神の祝福がみなさんとアメリカと共にありますように。どうもありがとうございました」
共和党次期大統領は、黒人とヒスパニック系の男性の間で大躍進した。彼らはデトロイト、ミルウォーキー、そしてフィラデルフィアといった都市圏で2020年大統領選挙の結果をしのぐのに一役買った。
NGCニュース出口調査によると、トランプはハリスに対して、54%対44%の差でヒスパニック男性の支持を勝ち取り、2020年にバイデンがトランプに対して59%対36%の差をつけた状況から著しい変化があった。
大卒でない有権者でもトランプ支持が増加し、トランプの支持率は副大統領に対して54%対44%だったことが、出口調査で判明している。2020年ではその差がもっと小さく、トランプはバイデンに対して50%対48%という僅差で優位に立っていた。