トランプ大統領は今年5月、ロシアとの共謀疑惑に対するFBIの捜査に情報提供者、いわばスパイが投入されていたことが発覚したことを受けて、「スパイゲート(#SpyGate)」だとツイッターで発言した。
米保守派が運営するConservapediaでは「オバマゲート」とも呼ばれている一連の疑惑は、一言でいえばオバマ政権が情報機関を政治的、党派的な目的で乱用したという話だ。
以下に掲載する内容は、Jeff Carlson氏のブログ、themarketsworkから引用したものであり、2015年半ばから2017年春までの監視活動に関連する出来事を上述の観点から時系列に並べたものだ。リンクがあるものはほとんどの場合それが情報の資料となっている。リンクのないものもあるが、多くはCarlson氏の他の記事で解説されており1次資料、2次資料を基にしている。
Jeff Carlson氏の記事は、メモ的な扱いなので特に固有名詞など分かりにくい点があると思うが、できるだけオリジナルに忠実に翻訳した。Carlson氏のまとめたタイムテーブルを見ると、多くの出来事が実に都合よく重なっていることに気づく。
トランプ大統領が、オバマ前大統領は大統領選挙前にトランプタワーを盗聴していたとツイッターで非難したのは、2017年3月のことだった。主要なメディアはトランプ氏の主張を根拠のない妄言だと嘲笑った。しかしその後、トランプ陣営スタッフに対してFBIが実際に盗聴を行っていたことが明らかになった。
ここ数カ月で、FBIによるロシア疑惑捜査における不正と偏向の可能性を示唆する証拠が次々と発覚し、司法省の幹部職員が大きな役割を果たしていたことも浮き彫りになっている。
スパイゲートが証明されれば、歴史的な事件として記録される可能性がある。共謀者たちはトランプ氏が勝つことを想定せずに、大胆な行動に出ていたのだろう。トランプ氏が勝利していなければ確実に闇に葬られていたに違いない。今年の中間選挙で民主党が勝利し、トランプ氏が弾劾されるようなことがあれば再び闇に葬り去られることもないとは言えない。
2018年6月1日 by Jeff Carlson, CFA
- 2015年7月20日:タイトル3(訳注:1968年の総合犯罪防止安全市街地法タイトル3、通称「盗聴法」のこと。犯罪捜査のための盗聴に関する法律)による収集情報に監察官がアクセスすることを、司法省とFBIが拒否できるよう許可する判定をOLC(司法省法律顧問局)が出す。
- 2015年7月27日:トランプが米国大統領選挙に立候補することを発表してわずか数週間後、ロシアがDNC(民主党全国委員会)にサイバー攻撃を始めた。
- 2015年9月:FBIはDNCに、ハッカーがDNCのサーバーの少なくとも1台に侵入したことを知らせた。FBIはDNCのヘルプデスクに電話した。
- 2015年終わり頃:イギリスのGCHQが米国にインテリジェンスを提供し始める。その窓口はジョン・ブレナンCIA長官。
- 2015年11月:FBIはDNCに、DNCのコンピューターの1台がロシアに情報を送っていると知らせた。
- 2015年11月:(ジョセフ)ミフスドがLondon Centre of International Law Practice(LCILP)に入所したとみられる。
- 2015年11月―2016年4月:FBIとNSD(司法省国家安全保障部)が民間契約者に、「To」及び「From」FISA-702(16)と「About」FISA-702(17)の照会を使用して未加工のFISA情報にアクセスさせる。
- 2015年12月―2016年2月中旬:パパドポロスがベン・カーソン選挙陣営で働く。パパドポロスと直接会ったことを覚えている人間はいないとみられる。
- 2015年―2017年6月:ジェームズ・ウォルフ(James Wolfe)(訳注:虚偽供述で起訴された上院情報委員会セキュリティディレクター)が記者#1と上院のメールアカウントを使用して2015年から2017年の間に少なくとも5回連絡を取る。記者#1はおそらくワシントンポストのDevlin Barrett。
- 2015年12月28日:ストラックが次のメールを書く。「(米国)本土外のルアー(おとり)は全部承認されたか?(You get all our oconus lures approved?)」
- 2016年2月下旬:パパドポロスがベン・カーソン陣営を辞めてLondon Centre of International Law Practice (LCILP) に入所したとみられる。パパドポロスが入所したのは2015年11月、つまりミスフドと同じ時期だとする記事もある(h/t ChainsawSue)。報道では2016年3月14日まで2人は出くわすことも会うこともなかったとされている。
- 2016年2月・3月:トランプが共和党候補に確定する可能性が高まる。
- 2016年3月初め:フュージョンGPSが、トランプ陣営に対する敵対的調査継続のために雇ってもらうことについて、DNCの法律事務所パーキンス・クーイと交渉を開始する。.
- 2016年3月9日:NSAのロジャーズ長官が未加工のFISAデータへの不適切なアクセスに気づく。
- 2016年3月9日:(リサ)ページが「大変なしくじり(HUGE f-up)」に言及するメールを送信。
- 2016年3月10日:クリントン陣営に最初のフィッシング攻撃が試みられた。1つのメールを除いて全てが未開封のまま送り返された。
- 2016年3月11日:より標的を絞った第2弾のメールが、今回はクリントン陣営幹部に送信された。
- 2016年3月14日:パパドポロスがイタリアでミスフドに初めて会う。トランプ陣営に加わることが判明してから約1週間後の事。
- 2016年3月14日:ブレナンがモスクワを訪問。ロシアの情報機関である連邦保安庁と会談。プーチンは同日シリアから一部の軍隊を撤退すると発表。
- 016年3月16日:ストラックは次のようにメールした。「俺たちの男が話している(Our guy is talking)」
- 2016年3月19日:ジョン・ポデスタがフィッシング詐欺のリンクをクリックしてしまい、ポデスタのメールがハッキングされた。
- 2016年3月21日:カーター・ページとジョージ・パパドポロスが外交政策アドバイザーとしてトランプ陣営に参加。
- 2016年3月24日:パパドポロス、ミスフド、オルガ・ポリャンスカヤともう1人の未確認の人物がロンドンのカフェで会った。
- 2016年3月25日:DNCスタッフのアレクサンドラ・チャルパが駐米ウクライナ大使と共に、マナフォート、トランプとロシアとのつながりについての懸念を伝えた。
- 2016年3月28日:ポール・マナフォートが選挙集会運営マネージャーとしてトランプ陣営に参加。
- 2016年3月29日:チャルパがマナフォート、トランプの懸念についてDNCスタッフに説明。
- 2016年3月下旬:FBI捜査官がブルックリンのクリントン陣営本部を訪問した。
- 2016年3月下旬:SecureworksもDNCサーバーへのフィッシング攻撃を発見した。
- 2016年4月:ブレナンがバルト海沿岸国の情報機関から情報を示される。
- 2016年4月―6月:イギリス情報機関からCIAへの情報伝達が継続。
- 2016年4月:国家安全保障局(NSA)のロジャーズ長官が、NSAのコンプライアンス担当者に702NSAコンプライアンスについての完全な監査を実施するよう指示。
- 2016年4月:フュージョンGPSがDNCの代理としてパーキンス・クーイに雇われる。
- 2016年4月4日―12日:ウクライナ国会議員のオルガ・ビエルコフ(Olga Bielkov)が4回に渡る会議を行う。参加者はSamuel Charap、Liz Zentos、Michael Kimmage、デイビッド・クラマー(David Kramer)。
- 2016年4月13日:ロバート・モラー、アーロン・ゼブリー(Aaron Zebley:クリントンのIT担当ジャスティン・クーパーの弁護士)、ステファニー・オスバーン(Stefanie Osburn:オバマ政権の大統領情報活動諮問会議理事)の間でホワイトハウスの会議が行われる。
- 2016年4月14日―5月10日:パパドポロスがLondon Centre of International Law Practice (LCILP)を退職。詳細は不明。
- 2016年4月18日:マイク・ロジャーズがFBIと司法省の契約者によるFISA照会システムへのアクセスを遮断。
- 2016年4月18日:FBIが未加工のFISA情報に対する民間契約者によるアクセスを停止。
- 2016年4月18日:2016年4月17日と18日のいずれもストラックとページの間のメールがない(または公開されていない)。
- 2016年4月18日:DNCがロシアのハッキングを受けたとしている日。
- 2016年4月18日:ミスフドがパパドポロスを、Russian International Affairs Councilというロシアの支援を受けたシンクタンクの職員である、クイワン・ティモフエフ(Ivan Timofeev)に紹介。
- 2016年4月19日:グレン・シンプソン(フュージョンGPS)の妻、メアリー・ジャコビー(Mary Jacoby)がホワイトハウスを訪問。
- 2016年4月25日:2度のホワイトハウス会議。参加者は FBI弁護士James Baker とTrisha B Anderson (FBI)、Tashina Guahar(司法省),、John T Lynch (司法省)、John (Brad) Wiegmann (司法省)、Alan Rozenshtein (司法省), Norman (Christopher) Hardee (司法省)、Iris Lan (司法省)。司法省検察官のTashina Guahar、 Christopher Hardee、Brad WiegmannはFISA検察官。注意:会議のリンクは現在切れている。有効な二次資料が不明。状況に応じて取り扱うこと。
- 2016年4月26日:調査報道記者のマイケル・イシコフがヤフーニュースに、ポール・マナフォートがロシア新興財閥のオレグ・デリパスカと行った取引について報道した。
- 2016年4月26日:ミスフドがパパドポロスに、クリントンの「スキャンダル」を握るロシア政府高官と会ったことを伝える。
- 2016年4月27日:パパドポロスがトランプ陣営の上級政策アドバイザーに次のメールを送る。「しかるべき時に旅行についてモスクワからの興味深いメッセージがある」
- 2016年4月27日:パパドポロスが「ロシアがトランプ氏を迎えることにどれだけ関心があるかについて話し合うために、トランプ陣営幹部にメールを送る。」
- 2016年4月28日:DNCのITスタッフは、DNCのネットワークに権限のないユーザーがアクセスしていることを検知し、最終的に確認した。
- 2016年4月28日:DNCのCEO、エイミー・デイシー(Amy Dacy)は、DNCの弁護士でパーキンス・クーイのパートナーでもあるマイケル・サスマン(Michael Sussmann)と話し合った。サスマンはクラウドストライクのCSO兼社長のショーン・ヘンリーに連絡を取った。
- 2016年4月28日:クラウドストライクが雇われた。クラウドストライクはDNCのサーバーへのアクセスを許可された唯一の存在だった。
- 2016年4月30日:DNCのITスタッフがFBIにサーバーへのハッキングの疑いについて報告するが、FBIにアクセス権を与えることは拒否。
- 2016年4月30日:ストラックが次のメールを送信。「我々はもう愛国者法から電流が流れる線(訳注:盗聴を示唆すると思われる)へと切り替えた(And now we’ve switched from the Patriot Act to a wire carrying current.)」
- 2016年4月下旬:クリントン陣営はフュージョンGPSへの支払いを開始。スティールはおそらくフュージョンと一緒に仕事をしている。少なくとも非公式に。
- 2016年4月・5月:おそらくポール・マナフォートへの監視が始まる。FISA令状発行?
- 2016年4月・5月:フュージョンGPSがクリストファー・スティールを雇う。
- 2016年4月・5月:フュージョンGPSが司法省のブルース・オー次官代理の妻であるネリー・オーを雇う。
- 2016年5月:トランプが共和党の指名確実候補者となる。
- 2016年5月3日:チャルパがイシコフと過去数週間一緒に働いていたことがメールで暴露された。
- 2016年5月4日:パパドポロスがタイムズのインタビューを受ける。ロンドンでの評判は良くない。
- 2016年5月4日:ロシア外務省関係者が次のようなメールを(パパドポロスに)送信。「外務省の同僚と話をしたところです。彼らは協力に対して前向きです。選択肢の1つとしては、あなたがモスクワに来た時に北米局であなたのために会議を行うということです」
- 2016年5月5日:パパドポロスは陣営管理者と電話で話し、5月4日の外務省のメールの上に「ロシアの最新情報」と追加して転送する。
- 2016年5月9日―13日:FBIの対諜報部長のビル・プリースタップはロンドンにいた。h/t @JohnWHuber.
- 2016年5月10日:パパドポロスがオーストラリア外交官のアレクサンダー・ダウナーに会う。面会を求めたのはダウナーの方だった。
- 2016年5月13日:ミスフドがパパドポロスに「最近の会話」について最新情報をメールで送る。
- 2016年5月14日:パパドポロスが陣営幹部に、「ロシア政府もトランプ氏を招くことに関心があると伝言を伝えてきた」とメールを送る。
- 2016年5月・6月:(ステファン)ハルパーがカーター・ページを、2016年7月開催の今度の選挙についてのケンブリッジのシンポジウムに招待する。
- 2016年5月・6月:ブレナンがロシア干渉を捜査するための6機関によるタスクフォースを立ち上げる。
- 2016年5月19日:ポール・マナフォートが選挙対策本部長兼、最高戦略責任者に昇進。
- 2016年5月21日:パパドポロスが別の陣営幹部に、「トランプ氏に会いたいというロシアの要望」と題してメールを送る。
- 2016年5月23日:ネリー・オーがアマチュア無線免許を申請。
- 2016年初夏(おそらく6月):ブレナンがGCHQの当時の長官、ロバート・ハニガンからイギリス情報機関が入手した情報について直接説明を受ける。
- 2016年6月:ブレナンはそのインテリジェンスをFBIに渡す。このインテリジェンスが「FBI捜査の土台の役割を果たした」。
- 2016年6月:NSD(司法省国家安全保障部)職員によりFISA申請が準備されたと考えられる。
- 2016年6月:FBI捜査官ピーター・ストラック(とおそらく司法省のブルース・オー)がクリストファー・スティールと会う。
- 2016年6月1日:(パパドポロスが)陣営幹部にメールを送り、ロシアについて尋ねた。
- 2016年6月中旬―8月中旬:(パパドポロスが)複数の選挙陣営代表者と「プーチン大統領の政権と外務省のメンバー」の間で「オフレコ」の会談を実現しようと推進。
- 2016年6月9日:グレン・シンプソン(フュージョンGPS)がナタリア・ベセルニツカヤと面談。トランプ・ジュニアとの会談前のこと。
- 2016年6月9日:ドナルド・トランプ・ジュニア、ジャレッド・クシュナー、ポール・マナフォート、リナート・アフメチン、ナタリア・ベセルニツカヤの間で会談が行われる。
- 2016年6月9日:グレン・シンプソンがトランプ・ジュニアの会談後、再びナタリア・ベセルニツカヤと会う。
- 2016年6月14日:クラウドストライクは、2016年5月の調査中にDNCのサーバーで発見したマルウェアについて報告を発表。証拠からロシアが仕掛けたマルウェアだと言えると主張。
- 2016年6月15日:Guccifer 2.0は、ロシアではなく自身がDNCにハッキングしたと主張した。証拠としてGuccifer 2.0はトランプ大統領候補についての敵対的報告書の全てを公開した。
- 2016年6月15日:クラウドストライクはアップデートを発表し、自らの分析を支持すると述べた。
- 2016年6月15日:GRU工作員#1(Guccifer 2.0―ウェブサイトはこちら)は盗まれた文書の山をDNCのものだと主張して一般に広めた。
- 2016年6月15日:FBI捜査官ストラックがクリントンの罪状に対する言い回しを、「重大な過失がある」から「極めて不注意」に書き換える。
- 2016年6月20日:スティールが文書を構成する最初の報告書を提出。それを暗号化したメールでフュージョンGPSに送る。
- 2016年6月:スティールが、FIFAスキャンダルで協力していたユーラシア共同組織捜査班のFBI捜査官とローマで会う。
- 2016年6月27日:ロレッタ・リンチ司法長官がビル・クリントンと滑走路上で秘密の会談。
- 2016年6月下旬:トランプ文書の原案がフュージョン、そしておそらくFBIのストラックに提出される。
- 2016年夏:スティールがウィナー(Jonathan M. Winer)に、ドナルド・トランプ、陣営とその幹部とロシア当局者との間のつながりに関する憂慮すべき情報となり得るものが分かったと伝える。
- 2016年6月:2番目のFISA申請が行われたと思われる。
- 2016年7月1日:ビクトリア・ヌーランドがFBIのマイク・ガエタ捜査官にロンドンのスティールと会うことを許可する。
- 2016年7月2日:FBIのストラック捜査官がヒラリー・クリントンを聴取。
- 2016年7月5日:FBIのガエタ捜査官がロンドンでスティールと会い、文書のコピーの提供を受ける。ヌーランドがガエタにスティールと会う許可を与えていた。
- 2016年7月5日:FBIのコミー長官がクリントンの容疑を晴らす。
- 2016年7月5日:DNCのメールがハッキングではなく、USBによって内部関係者の手でコピーされていたことを、法科学が示唆している日付。
- 2016年7月8日:アンドリュー・マッケイブが資産公開を行うが妻の選挙活動に対する民主党PACの献金を公開せず。
- 2016年7月11日:カーター・ページがモスクワ訪問のわずか4日後、ハルパーとシンポジウムに参加する。ハルパーとページはその後14カ月間定期的に連絡を取り合った。ハルパーとページの間の連絡は2017年9月に終わった。丁度その頃、カーター・ページに対する監視令状が失効していた。
- 2016年7月中旬:スティール文書が国務省のヌーランドに渡された。文書はFBIに渡される。
- 2016年7月19日:トランプが正式な共和党候補となる。
- 2016年7月19日:スティールのメモでは、カーター・ページがロスネフチのイーゴリ・セーチン社長とロシア政府高官のIgor Diveykinと面会していたとされている。
- 2016年7月22日:ウィキリークスが、バーニー・サンダースを民主党大統領候補者にするのを妨げようとした取り組みを示すDNCのメールを公開。
- 2016年7月22日:オーストラリアはパパドポロスとダウナーが会っていたことをFBIに伝えたとされている。これが、パパドポロスがFBIのレーダーに引っかかったポイントだとされている。注意:キム・ストラッセルはダウナーが情報を直接ロンドンの米国大使館に渡したと報道した。
- 2016年7月24日:クリントン陣営マネージャーのロビー・ムックが、DNCのメール公開の背後にロシア政府がいると示唆。
- 2016年7月下旬:スティールのメモが更新され、トランプ関係者とロシア政府の間で「十分に計画された協力関係の陰謀」があり・・・「最近のウィキリークスによるDNC内部のメールの公開は、ウクライナを選挙の課題から外す見返りに引き受けられた」としている。
- 2016年7月26日:スティールのメモでは、ロシア政府による大規模なハッキング活動について説明している。
- 2016年6月30日:スティールのメモでは、ロシアが8年かけてトランプを育てたとしている。ロシア政府はDNCのメールハッキングから予期せぬ政治的影響が起きることを懸念していたとしている。
- 2016年7月31日:FBIがトランプとロシアの関係に対する対防諜捜査に着手。
- 2016年7月下旬:トランプ文書の第2草案がFBIに提出される。
- 2016年7月下旬・8月初旬:ブレナンがオバマと3人の上級アドバイザーに説明。ブレナンはロシアがトランプを支援していると示唆。
- 2016年8月2日―3日:ストラックがロンドンを訪れオーストラリア大使館で謎の人物と会う。
- 2016年8月5日:スティールのメモでは、DNCのメールハッキングとトランプ支持活動に対する非難が高まっていると指摘。ロシアのドミトリ・ペスコフ報道官をDNCハッキングの重要人物と認定した。
- 2016年8月10日:スティールのメモでは、プーチンが今のところ反クリントン活動に概ね満足していると主張。ロシア政府はフリン中将と緑の党のジル・スタイン候補者を支持していると指摘。
- 2016年8月10日:複数のスティールのメモでは、DNCのメールリークはサンダースの支持者をトランプに向けることを目的としているとしている。
- 2016年8月15日:ストラックがFBIのマッケイブ副長官を引き合いにして「保険」メールを送信。
- 2016年8月:FBIが1カ月以上ぶりの連絡を取り、スティールに所有する全ての情報を要求。
- 2016年8月19日:ポール・マナフォートが外国のロビー活動報道の最中にトランプ陣営から「辞任」。
- 2016年8月22日:スティールのメモでは、ウクライナのヴィクトル・ヤヌコーヴィチ元大統領からマナフォートへの支払いがあったと主張。
- 2016年8月・9月:CIAのブレナン長官がギャング・オブ・エイトと会い、ロシアがトランプを支援していると示唆。
- 2016年8月27日:上院少数党院内総務のリードがコミーに最初の手紙を送る。
- 2016年9月:カーター・ページが7月のモスクワ訪問後、トランプ陣営から辞任。
- 2016年9月2日:ハルパーがパパドポロスに連絡。論文執筆の代価を支払うと申し出、ロンドンに招待する。
- 2016年9月5日:ヒラリー・クリントンがロシアの米国選挙への干渉を非難。
- 2016年9月13日:パパドポロスがステファン・ハルパーとの面談の申し出を承諾。ハルパーはCIAと英国情報機関につながりがあるが、パパドポロスにこう尋ねた。「ジョージ、ロシアがメールをハッキングした話を知っているだろう?」
- 2016年9月中旬・下旬:ブレナン、クラッパー、コミーが3つのロシア干渉報告書に着手。
- 2016年9月:スティールとウィナーはワシントンで会い、現在「文書」として知られる情報について協議。ウィナーは文書を2ページに要約し、それをヌーランドに提出する。
- 2016年初秋(おそらく10/3のFBIのローマでの会議の前):スティールとバロウズ(オービス社パートナー)がギャリック・クラブでサー・リチャード・ディアラブに会う。ディアラブはスティールとバロウに、FBIに情報提供するために慎重に英国政府高官と協力するよう助言した。
- 2016年9月中旬:アダム・シフのメモによると、FBIの対諜報捜査チームは初めてスティールの文書を入手。
- 2016年9月下旬:スティールとシンプソンがワシントン・ポストと2時間会談。
- 2016年9月23日:クリストファー・スティールのリークに基づいて、マイケル・イシコフがヤフーニュースの記事を出す。記事はその後スティール文書を裏付けるために利用される。
- 2016年9月26日:司法省のNSD(国家安全保障部)のジョン・カーリン(John Carlin)部長が2016年セクション702認定の政府提案を提出。カーリンはその中でFISA乱用について公開せず。カーリンはロジャーズのコンプライエンス検証に気づいていた。
- 2016年9月27日:司法省NSD部長でFISA申請にかかわるジョン・カーリンが辞職を発表。メアリー・マッコードが後任となる。
- 2016年9月28日:クリントンを罪に問わないとする決定は、FBI捜査官によるクリントンの聴取が終わる以前になされたものではないとコミーが主張。
- 2016年9月28日:トランプ陣営メンバーとロシアの間のつながりを、FBIが捜査しているかどうかという問いに対してコミーが回答を拒否。
- 2016年9月下旬:シドニー・ブルーメンソールがコピーしたコディー・シアラーのメモをウィナーが見せられる。ウィナーはシアラーのメモのコピーをスティールに渡す。スティールはその後シアラーのメモをFBIに見せる。
- 2016年9月下旬・10月上旬:司法省のブルース・オーがFBIに妻の政敵調査情報を提供。DNCとクリントン陣営がフュージョンGPSを経由して支払った物。
- 2016年9月下旬・10月中旬:トランプ文書が売り込まれる。
- 2016年10月上旬:ブルース・オーが文書の作者であるクリストファー・スティールに会う。
- 2016年10月上旬:ブルース・オーがグレン・シンプソン(フュージョンGPS)と会う。
- 2016年10月3日:スティールがローマで、FBIのユーラーシア共同組織犯罪捜査班と会う。スティールは「どうやって報告書をまとめたのか説明し、情報源に背景を加えるよう」求められる。
- 2016年10月中旬:スティールが再び記者と会う。
- 2016年10月4日:2016年セクション702認定についての定例FISA追求公聴会が開かれた(19ページ目)。カーリンはFISA乱用を開示せず。
- 2016年10月7日:国土安全保障省とジェームズ・クラッパー国家情報長官が、「米国の選挙プロセスに干渉するために」DNCをハッキングしたことでロシア政府を公式に非難。
- 2016年10月15日:カーリンが正式にNSDから外れる。
- 2016年10月中旬:クラッパー長官が、ロジャーズ局長をNSAから解任するようホワイトハウスに推薦する。
- 2016年10月20日:スティールのメモでは、(マイケル)コーエンが2016年8月にEUでロシア政府高官と会ったということを誤って強調している。その後プラハで行われたものだと認定し直すことに。
- 2016年10月下旬:スティールがマザー・ジョーンズのデイビッド・コーンとSkypeで会い、その結果コーンによる2016年10月31日の記事が出ることに。
- 2016年10月20日:ロジャーズがNSAコンプライアンス担当者から、702NSAコンプライアンス監査と「About」問い合わせの違反について説明を受ける。
- 2016年10月21日:ロジャーズが全ての「About問い合わせ」活動を遮断。司法省に活動について報告しFISA裁判所に先立って備える。
- 2016年10月21日:司法省とFBIが、カーター・ページの電子的監視を承認するFISAタイトル1の十分な理由のある命令を、FISCから受けようとする。この時点で裁判所はセクション702違反について気づいてない。
- 2016年10月24日:ロジャーズはFISA裁判所に口頭でセクション702(17)違反について知らせる。
- 2016年10月26日:ロジャーズがFISA裁判所に702(17)違反について書面で正式に知らせる。
- 2016年10月26日:FISA裁判所が2016セクション702認定の正式決定を拒否。セクション702手続きの徹底的見直しがその後実施される。
- 2016年10月下旬―11月初旬(トランプの選挙での勝利前):スティールと英国の元駐露大使のサー・アンドリュー・ウッドが、文書に関する最初の会議を行う。
- 2016年10月30日:スティールがデイビッド・コーンによるマザー・ジョーンズの2016年10月30日の記事で、自身とFBIとの関係を明らかにする。FBIはこの違反のためにスティールとの関係を打ち切ることになる。
- 2016年10月下旬:この時点でオバマ政権は連邦政府の情報機関を利用して、対立候補の選挙陣営を公式に監視。
- 2016年10月30日:リードがコミーに2番目の手紙を出し、コミーに彼が持つトランプに関する情報を公開するよう求める。
- 2016年11月初旬:デイビッド・コーンがシンプソンとガーディアンのジュリアン・ボーガーと会う。コーンはボーガーに文書について知っている事を伝える。
- 2016年11月初旬:シンプソンがBBCのポール・ウッド(サー・アンドリュー・ウッドと混同しないこと)と会い、ウッドにスティール文書の黒塗りのないコピーを渡す。
- 2016年11月初旬(トランプの選挙での勝利前):スティールが英国高官に自身の調査結果に対する完全な評価を提供。スティールは、トランプ勝利の場合にはこの措置を講じるとローマでFBIに伝えていた。
- 2016年11月中旬:スティールとウッドが2度目の会談。サー・アンドリュー・ウッド(元駐露大使)が選挙後に、「米国政府に彼の情報を確実に認識させるためのさらなる措置を講じる必要があるか話し合うために」スティールに働きかける。
- 2016年11月17日(朝):ロジャーズがトランプ次期大統領と政権移行チームに会うためトランプタワーを訪れる。ロジャーズはジェームズ・クラッパー国家情報長官に知らせていなかった。
- 2016年11月17日(夜):トランプ政権移行チームが全ての移行活動をニュージャージーのトランプ・ナショナル・ゴルフ・クラブに移すと発表。
- 2016年11月18日―20日:ウッドがハリファックス国際安全保障フォーラムでジョン・マケインにスティール文書のことを伝える。
- 2016年11月19日:ジェームズ・クラッパー長官が10月にマイク・ロジャーズをNSA局長から解任すべきだと主張したことを、ワシントン・ポストが報道。
- 2016年11月28日:マケインの指示によるハリファックスでのマケインとウッドの会談から10日後、デイビッド・クラマーがロンドンでスティールと会う。
- 2016年12月2日:クシュナーがロシアのキスリャク大使と裏ルートの連絡について話し合う。
- 2016年12月8日:マケインがコミーにスティール文書のコピーを渡す。
- 2016年12月9日:ブレナンがCIAの評価報告をオバマに提供。ロシアはヒラリー・クリントンが大統領になるのを妨害するためにハッキング工作を行ったというもの。
- 2016年12月9日:オバマがロシアによる選挙へのハッキングを完全に検証するよう指示。
- 2016年12月13日:スティールが文書の最後のメモを執筆。マイケル・コーエンの8月の会談が行われたのはプラハだと主張。コーエンはプラハを訪れたことがない。
- 2016年12月15日:ジェームズ・クラッパーがNSAに影響を及ぼす大統領令12333(オバマによるNSAデータ共有命令)を承認。
- 2016年12月22日:マイケル・フリン中将がイスラエル決議に関して謎のロシア高官と話す。
- 2016年12月29日:2つ目の報告書、GRIZZLY STEPPE – Russian Malicious Cyber Activity が公開される。
- 2016年12月29日:マイケル・フリン中将がロシア大使と会談。
- 2017年初め:スティール(とフュージョン)が選挙後、ダニエル・ジョーンズ(訳注:ファインスタイン上院議員の情報委員会元スタッフ)とPenn Quarter Groupのための仕事をしていた可能性あり。
- 2017年1月3日:ロレッタ・リンチが大統領令12333のセクション2.3を承認(オバマによるNSAデータ共有命令のこと)。
- 2017年1月5日:クラッパーとロジャーズが上院軍事委員会で証言。クラッパーはロシアが選挙にハッキングしたという説明を再確認。
- 2017年1月5日:オバマ、ジェームズ・コミー、サリー・イエーツ、ジョー・バイデン、スーザン・ライスが、2016年大統領選挙中のロシアのハッキングについてインテリジェンス・コミュニティ幹部(クラッパー、ブレナン、おそらくコミーも)に説明を受けた後、話し合う。ライスはこの会議をまとめた文書を2017年1月20日に自分あてのメールで送る。
- 2017年1月6日:3番目の報告書、Assessing Russian Activities and Intentions in Recent U.S. Elections が公開。
- 2017年1月6日:コミーがトランプ次期大統領に「みだらで未確認の」ロシアの「文書(Dossier)」の存在について説明。クラッパーがコミーにそうするよう指示したもの。
- 2017年1月6日:コミーがトランプと会ってから数時間以内に、トランプとコミーの会談と文書の存在がリークされた。リーク犯としてジェームズ・クラッパーの名前が挙がっている。
- 2017年1月10日:米諜報機関幹部であるコミー、クラッパー、ブレナン、ロジャーズが、オバマにロシアの「文書」とトランプに対して「影響」を与えようという試みについて説明。
- 2017年1月10日:スティール文書をバズフィードが公開しCNNがそれについて報道。
- 2017年1月11日:クラッパーがリークを非難する声明を発表。
- 2017年1月12日:ロレッタ・リンチがNSAの新しいルールを承認したことをニューヨーク・タイムズが報道。傍受した通信内容をNSAが共有できる自由度が広がった。
- 2017年1月12日:マイケル・フリンの2016年12月29日の電話がワシントン・ポストにリークされる。記事ではフリンがオバマのロシア制裁を損なっていると表現。
- 2017年1月12日:司法省の監察官室が、2016年大統領選挙前に司法省とFBIが取った行動に対して検証を開始することを発表。
- 2017年1月12日:クリントン・グローバル・イニシアティブが、寄付金が底をついたとして2017年4月15日を最後に閉鎖すると発表。
- 2017年1月19日:FBI、CIA、NSA、財務省といった複数の機関がトランプ陣営の複数の関係者とロシアとのつながりの疑惑について監視中であると、ニューヨーク・タイムズが報道。
- 2017年1月19日:オバマのインテリジェンス幹部と法執行機関の代理がフリンとキスリャクの会話について話し合う。
- 2017年1月20日:トランプ大統領が就任。
- 2017年1月20日:スーザン・ライスが2017年1月5日の会議についてのメールを自分自身に送る。
- 2017年1月23日:FBIがフリンの電話の内容に違法性はないと報告。
- 2017年1月24日:マイケル・フリンがFBIから予告なしに聴取される。聴取した捜査官はピーター・ストラック。
- 2017年1月25日:司法省がFBIからフリンについての詳細の説明を受ける。
- 2017年1月26日:サリー・イエーツがマイケル・フリンのことを討議するため、司法省国家安全保障部のメアリー・マッコードと共にホワイトハウスを訪れる。
- 2017年1月27日:サリー・イエーツが2回目の討議のためホワイトハウスを再度訪れる。
- 2017年1月27日:トランプ大統領がジェームズ・コミーFBI長官と夕食を取る。
- 2017年1月27日:パパドポロスがFBIの聴取を受け、その結果FBIに対する虚偽供述で起訴されることになる。
- 2017年1月30日:入国禁止の実施を拒否したことで、トランプ大統領がサリー・イエーツ司法長官代理を解任。
- 2017年2月2日:5人の民主党スタッフ(アワン家の人々)が、下院のITシステムにアクセスした疑いで犯罪捜査を受ける。
- 2017年2月8日―12日:ミスフドがFBIと話す。ミスフドは全く罪に問われていない。
- 2017年2月8日:ジェフ・セッションズが司法長官として承認される。
- 2017年2月9日:ニューヨーク・タイムズとワシントン・ポストが記事を出し、マイケル・フリン中将がロシアのキスリャク大使と制裁について話し合っていたと主張。
- 2017年2月13日:マイケル・フリンが国家安全保障担当大統領補佐官を辞任(解任)。
- 2017年2月14日:下院情報委員長デビン・ニューネスが、FBIはフリンが(傍受データから)身元開示され、録音され、マスコミにリークされた理由を説明しなければならないと発言。
- 2017年2月14日:ニューヨーク・タイムズが(匿名消息筋の話として)トランプ陣営メンバーが「ロシアの情報機関幹部と何度も接触」していたと報道。
- 2017年2月14日:FBIのコミー長官がトランプ大統領とホワイトハウスで面談。
- 2017年2月14日:トランプ大統領がコミーにフリン中将に対する捜査をやめるよう求めたとするメモをコミーが書く。
- 2017年2月16日:トランプ大統領が単独の記者会見を行う。リーク犯を特定するための内部おとり捜査に対して認めたとみられる。
- 2017年2月16日:パパドポロスが再度FBIの聴取を受ける(item 32)。
- 2017年2月17日:パパドポロスがフェイスブックのアカウントを停止する(item 33)。
- 2017年2月23日:パパドポロスが携帯電話の番号を変更する(item 34)
- 2017年2月27日:下院情報委員会デビン・ニューネス委員長が、ロシアとトランプの共謀の証拠は全く出ていないと発言。
- 2017年3月1日:ニューヨーク・タイムズが、オバマ政権が土壇場でNSAのデータ共有命令を必要とした理由についてうっかり報道してしまう。この命令により世界中で傍受された個人の通信が、内部機関で共有できるようになった。
- 2017年3月1日:ジェフ・セッションズ司法長官が選挙中にロシア大使と2度接触していた、とワシントン・ポストが報道。
- 2017年3月2日:ジェフ・セッションズがロシア捜査から自己忌避。
- 2017年3月2日:マイケル・フリンとジャレッド・クシュナーがセルゲイ・キスリャクと会っていた、とニューヨーク・タイムズが報道。
- 2017年3月2日:MSNBCがオバマ政権の国防省次官補代理であったエヴェリン・ファーカスにインタビュー。ファーカスはトランプ陣営・政権移行チームについてのインテリジェンスが、オバマ政権と情報機関によってどのように収拾され広められたか説明。
- 2017年3月4日:トランプ大統領が、オバマに盗聴されたとツイッターで主張し批判を浴びる。
- 2017年3月5日:ジェームズ・クラッパーがトランプ陣営に対するFISA令状の許可について全く知らないと発言。9月にも同じ主張を繰り返す。
- 2017年3月5日:コミーFBI長官が司法省にトランプの盗聴の主張を否定するよう求める。司法省は否定せず。
- 2017年3月15日:コミーが上院司法委員会のグラスリーとファインスタインにカーター・ページのFISA申請について説明。
- 2017年3月17日:上院司法委員会のグラスリー委員長と幹部委員のファインスタインがページに対する2件のFISA申請のコピーの提供を受ける。
- 2017年3月17日:ジェームズ・ウォルフの起訴によって、「機密文書」が上院委員会に送られる。これがページのFISA申請であることはほぼ確実である。
- 2017年3月17日:ウォルフはワトキンズと82通のメールをやり取りしていた。またその夜彼女と28分間の電話をした。ページのFISA申請は83ページある。それには最後の署名の1ページが含まれる(h/t the Conservative Treehouse)。
- 2017年3月20日:コミーが、2016年7月に開始されたロシア・トランプに対する対諜報捜査について、議会に知らせることを意図的に差し控えたと証言。
- 2017年3月21日:デビン・ニューネスが機密の情報源に会い、トランプ大統領とスタッフに対する違法な監視の直接の証拠を示される。
- 2017年3月22日:下院情報委員会デビン・ニューネス委員長が、トランプ大統領とスタッフが違法に監視され(傍受情報から)身元を開示されたと考えていることをトランプに伝える。
- 2017年3月22日:下院情報委員会デビン・ニューネス委員長が、CIA、FBI、NSAに自らが暴露した違法な監視の性質を公開するよう求める。
- 2017年4月3日:バズフィードがワトキンズの署名でオンライン記事を発表。男性1がカーター・ページであると暴露した。彼女の情報源はジェームズ・ウォルフ。