<引用元:デイリー・シグナル 2018.8.13>
元オバマ支持者のある女性は「#WalkAway 運動」に参加したと語る。左派の思想から決別した理由について浮き彫りにする運動のことだ。それは彼女がもはや、民主党が身を置いている立場に同意できなくなったからだ。
Tumi Yukiiという名前のユーチューブ利用者は、7月10日にその動画サイトに投稿した動画の中でこう話した。「私は今の大統領に投票しましたし2020も彼に投票するつもりです。左派がどうなってきたかを見ると、つまり全く非人間的になってきているんです。彼らは論理には目を向けません。あなたの感情のことだけです。『自分はこう感じるから、それが事実だ』ということだけなんです」
Yukiiは左寄りの家庭で育ち、バラク・オバマ大統領の1度目の就任式にも参加し、またオバマ大統領の2期目の就任を祝うためにワシントンDCに行ったと話した。
彼女は民主党の矛盾に気づいた時に自分の政治的信念が変わり始めたのだと述べた。
Yukiiはこう話した。「私は民主党として育てられました。共和党、保守派は時代遅れであり、右翼であり、人種差別主義者であって、1940年代とか奴隷制の時代のようなアメリカを残したいと思っているのだと信じるように育てられました。子供の時、様々な政治イベントに連れて行かれました。ずっとそんな感じでした」
Yukiiは語る。「私は民主党のプランテーションから抜け出しました。それで同じことを何度も繰り返し行って違う結果になると期待するなら、それは精神病だという言葉の引用があるのに気づきました。民主党に何度も何度も投票しても、彼らは都心部(の貧困者層)のために何もしていません。黒人のために何もしていないのです」
ウォーク・アウェイ運動(WalkAway Campaign)のフェイスブック・ページには、6万以上の「いいね」がある(訳注:このページの掲載時点では7万以上)。そこで宣伝している「ウォーク・アウェイ運動(WalkAway Campaign)」のフェイスブック・グループには15万1000人以上のメンバーが参加し、自分たちがなぜ左派から離れたかという話を共有する場となっている。
運動を創設したのはBrandon Strakaという元リベラル派の人物であり、運動のウェブサイトによると、「現在のリベラリズムと今の民主党を受け入れられなくなった人々の話を共有することに特化した、動画キャンペーン運動」とされている。
Yukiiは2016大統領選挙で、左派が自分たちと意見の一致しない人たちをいかに悪者扱いしているかが分かったと語った。
Yukiiはこう話した。「みんなドナルド・トランプが大好きでした。黒人も含めて。彼は多くの黒人にとってアイドルでしたし、トランプの歌を作ろうというラッパーもいました。ラッパーや本当にいろんな種類の人たちが彼と付き合っていましたけど、それも彼が2016大統領選挙の候補者になるまでのことでした。それも民主党候補としてではなく。するとみんなが、トランプは人種差別主義者で男女差別主義者だと言って・・・みんな突然現れてひどく悪い話を始めました」
リベラル派から保守派に転向した彼女は、現在のリベラル派には自分たちの党の歴史を受け入れることもできていない人が多いのだと述べた。
「自分自身の党の歴史的な基本的事実でも、彼らに叩きつけようものなら・・・。例えばマーガレット・サンガーはプランド・ペアレントフッドの創設者ですが・・・彼女はKKKで女性たちに話していました。そこで自分たちが実際には黒人の人種(原文:Negro race)を根絶やしにしようとしているという話を外に出したくないのだと語りました。彼女は優生学に傾倒していました。黒人女性を不妊にすることに没頭していたのです。彼女は黒人女性に子宮摘出手術を施していました。そしてヒラリー・クリントンはマーガレット・サンガーが自分のアイドルだと言いました」
Yukiiは、最近支持者にトランプ政権のメンバーに嫌がらせするよう呼びかけた、マキシン・ウォーターズ議員(民主党、カリフォルニア)のような人物が公開演説の裏側にいるのだと述べた。
Yukiiはこう話す。「私は彼女のやっていることに、ただショックを受けました。彼女はトランプ支持者を傷つけるように人々に呼びかけて回るべきではありません。彼女は自分が修正すべきであるのにそうしていないことを修正しに行くべきです」
「絶対に民主党にはもどりたくありません」Yukiiは言った。
「Why I Chose to #WalkAway, My Story!,」と題し、Yukiiが詳しく自分のことを話した動画は1万以上の高評価を受け取っている。