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トランプが2020年にやり遂げた成果トップ10

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<引用元:リアルクリアポリティックス 2020.12.31>スティーブ・コルテス氏による論説

今年(2020年)は、中国共産党の犯罪行為が世界中に押しつけた苦痛に圧倒された年だった。こうした厳しい課題の中でも、トランプ大統領は歴史的な偉業を達成するために耐え抜いた。そのため、これまで3年間毎年リストアップしてきたように、今年も押し詰まる中で、トランプの2020年の業績を振り返るだけの価値がある。

  1. ワクチン:何百万人もの米国人が予防接種の手続きを始めており、やがてCOVID-19は悪い思い出に変わるだろう。この業績のスピードはいたるところで懐疑論者を裏切り、科学者を驚嘆させた。優秀な政府の研究者と革新的な民間製薬会社とともに、トランプ大統領は、オペレーション・ワープ・スピードを活気づけようと主導した点で大きな称賛に値する。
  2. ナショナリスト運動の拡大:「アメリカ・ファースト」運動は、ティーパーティの理念に根差しており、トランプが政界に入る以前からあった。だが運動は、トランプという不可欠のリーダーを見出した。2016年に彗星のように現れて勝利したことに飽き足らず、トランプはあらゆる意味で運動を飛躍的に広げた。地理的には、2016年に対して2020年では、トランプは米国の四大都市(ニューヨーク、ロサンゼルス、シカゴ、ヒューストン)の全てで投票数を増やした。ロサンゼルス郡だけで50万の純粋に新しい票が増加した。フロリダ州ではヒスパニック系の票を二分させ、テキサス州ではヒスパニック系の票の40パーセントを獲得して2016年より10パーセント増加させており、トランプの立候補に集まった新たな1,100万票のうち、数百万はヒスパニック系だった。トランプのリーダーシップの下で、2020年にアメリカ・ファースト理念は巨大で、持続可能な、多民族の、人種にまたがる労働者の運動に姿を変えた。
  3. アブラハム合意:四半世紀で初めて、アラブ国家がイスラエルとの関係正常化に合意した。トランプ大統領は地域で真に歴史的な新たな関係を築くために、イランに対する強固な態度と相まって、外交関係を生かした。イスラエル、アラブ首長国連邦、バーレーンの間の2020年の合意は大々的な躍進となり、モロッコやスーダンとの同様の協定も推進した。
  4. 経済回復:春のロックダウンからの急回復は全ての予測を裏切り、住宅と自動車の売り上げは大幅に上昇し、ピックアップトラックの購入は最高記録に達した。米国の景気は先進国の羨望の的となった。米国株式市場は、日本、ドイツ、イギリスの指標をはるかに超えて高値に返り咲いた。端的にいえば、2020年に米国は景気停滞気味の世界の中で唯一成長した。
  5. :メディアの物語に反して、議会と裁判所の両方から―そしてマスコミからの容赦のない敵意によって絶えず進行妨害を受けながらも、物議を醸す大統領の国境の障壁建設には相当な進展があった。我々の南部国境で、約423マイルの素晴らしい国境の壁が新たに見張りに立っている。税関国境警備局は、壁に加えてトランプの「メキシコ残留」亡命者政策が、これまで無法状態だった国境地域の統制を取り戻したことを明確に示している。
  6. 貿易協定:何十年もの間、米国人労働者を損なうにもかかわらず、外国に加えて米国の多国籍企業の経営トップの利益のために、政府はKストリートのロビーストの命じるままに破滅的な貿易協定を追及してきた。ドナルド・トランプはこうした擁護できない貿易構造を修復することを約束して大統領の座を勝ち取り、2020年には隣国のメキシコとカナダとの間でUSMCA協定に署名し、2党のグローバリストが擁護していた時代遅れで不公正なNAFTAに対して重要な改善を果たした。この成功から中国との第二段階の合意もなされ、中国が製品の投げ売り、産業スパイ、貿易相互依存の不足によって米国を大規模に乱用したことに責任を取らせる手続きが継続している。
  7. アフガニスタン和平協定:この最高司令官は、現実主義と抑制のアメリカ・ファースト政策を追求した。それは効果をもたらした。ワシントンポストが発表した2019年12月の衝撃的な「アフガニスタン文書」によって明確になったように、トランプの前任者たちは、あの無意味な20年間の戦争の間、米国人の尊い命と財産を無駄に費やして市民を欺いてきた。トランプはそのような冒険主義を段階的に縮小させており、2020年にタリバンと歴史的な和平協定に達した。ワシントンD.C.中心部の「あらゆる場所に米国を」という外交政策エスタブリッシュメントからの唸り声にもかかわらず、アフガニスタンの戦争を終結させるためのトランプの協定は、有権者の間で珍しく、広範な、超党派の支持を集めた。
  8. テロリストの打倒:「国造り」に対する無駄の多く不成功に終わった大規模な侵攻や壮大な約束ではなく、この大統領は安全保障の脅威を根絶するためにピンポイント攻撃を使用した。2019年にISIS指導者のアブ・バクル・アル・バグダディに対する襲撃に米国が成功した後、イランの軍指導者でテロリズム輸出屋だったカセム・ソレイマニに対する2020年の攻撃で、おそらく中東で最も危険なテロリストが排除された。ソレイマニはイランの米兵虐殺計画を直接立案したが、大胆不敵な最高司令官による攻撃命令で即座に米国のミサイルによる罰を受けた。
  9. 宇宙軍:数十年で初の米軍新部門。トランプ大統領は、2020年国防権限法の一環として宇宙軍を米軍の6番目の部門として設立することで、予測不可能な政治指導者としてのビジョンを明確に示した。米国は今、独立した宇宙専用の軍を持つ唯一の国となった。そのような先見の明が、型破りな方法で考えようとするトランプの意欲を浮き彫りにしている。
  10. いのちの行進:ドナルド・J・トランプは、ワシントンでの年1回の大規模プロライフ行進に参加した最初の米国大統領となり、米国の歴史上で最もプロライフな大統領としての地位を確固たるものにした。そうすることでトランプは、宗教の自由だけでなく胎児の命を守るという選挙公約を果たした。大統領は、「全ての子供は神からの尊く神聖な贈り物である」と力強く宣言した

国内外で、トランプ大統領は実に、自身の狂気に対する筋道があることを証明した。型破りで時に熱狂した取り組みが批判者を当惑させることがあっても、トランプの破壊的なリーダーシップは、2020年に国と政権が多くの望ましくない課題に直面する中で、非常に効果的だった。どのような未来が待ち構えていたとしても、第45代米国大統領はこの4年間で、目覚ましく歴史的な達成の記録を残した。

スティーブ・コルテスはリアルクリアポリティックス寄稿者であり、トランプ2020年選挙陣営の上級戦略アドバイザー。

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