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中国が「第1段階」合意を破れば米国は一方的報復の可能性:ホワイトハウス

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<引用元:FOXビジネス 2019.12.15

中国が「第一段階」の貿易協定に違反すれば米国は一方的報復を行う可能性がある、とホワイトハウスのピーター・ナバロ通商製造政策局長は15日、FOXニュースのエド・ヘンリーに語った。

「私が合意で最も気に入っている部分は強制の仕組みだ。それによってもし中国が合意に違反しそれに関して何もできなければ、我々は90日以内に、基本的に一方的に報復できる」とナバロは語った。「だからそのことについては強力な合意だ。中国が約束した2,000億ドル分の農産物、エネルギー・サービス、そして製品を買うか見てみよう。それは最も容易に観察できることだろう――見たままだのことだ」

ナバロは視聴者に、米国がまだ3,700億ドル相当の中国製品に関税をかけていることを思い出させた。

「これは中国に対話を続けさせるための保険であると同時に、我々の技術的重要資産に対する保護でもある」とナバロは語った。

ロバート・ライトハイザー米国通商代表は15日朝のCBS「Face the Nation」で同じことを指摘し、合意には「本当に確かな強制力」があると説明した。

「最終的にこの合意全体が機能するかどうかは、米国ではなく中国で誰が決定を行うかによって決まるだろう」とライトハイザーは語った。「強硬派が決定すれば1つの結果を得ることになる。改革派が決定を行うなら、それが我々の希望だが、別の結果を得ることになる。これがこの合意についての考え方であり、2つのとても異なる制度を両者の利益に統合しようという中での第一歩だ」

どのような反応だとしても「相応」となるとライトハイザーは述べた。

米中は13日に「第1段階」の貿易協定に合意した。これによって一部の中国製品に対する完全は引き下げられ、19カ月にわたる貿易戦争の応酬によって痛手を受けてきた米国の農家にとっては好材料となる可能性がある。

中国政府はワシントンとの暫定貿易合意後、米国製自動車と他の製品に対して予定していた報復関税を延期するとしている。

北京は米国製自動車に対して15日に25パーセントの関税を課す予定だった。実施されれば総額が40パーセント引き上げられていた。最大の打撃はドイツのBMWとダイムラーのメルセデス部門であり、米国製SUVと他の車を中国に出荷している。

ライトハイザーは第2段階合意の交渉がいつ始まるのか答えることはできなかった。

「日程は決まっていない。・・・最終的な転換、手続きに決着をつける必要がある」と彼は語った。「我々はこの合意に署名しようとしている。だがこれを話しておく。第2段階は第1段階がどれだけ実行できたかによっても決定される。第1段階は細部に至るまで完全に実施されるだろう」

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