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トランプ、ロシア危機の責任はバイデンにあるとし「破綻した外交政策エスタブリッシュメント」解体訴え

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<引用元:JustTheNews 2022.3.12

ロシアによるウクライナに対する戦争の陰で、ドナルド・トランプ前大統領は12日夜、自らの後任であるジョー・バイデンは大統領にふさわしくないと非難しつつ、「この国の破綻した外交政策エスタブリッシュメントの腐敗を一掃すべき」時が来たと断言した。

トランプは、サウスカロライナ州フローレンスの厳寒の中で行われた、満席となり騒々しい集会の参加者にこう話した。「ジョー・バイデンの下で、アメリカは恐れも尊敬も受けていない。我々の国が現在のように扱われた時はこれまでなかった。他国が我々に講義してくれ、何をすべきか教えてくれている」

「そのために、世界中で混乱と暴力と流血が起きているのだ」とトランプは述べた。

米国第45代大統領は、これまで以上に2024年に再出馬する大統領候補者であるかのように、ロシアによるウクライナ侵略を許したのは凝り固まった国務省の官僚と安全保障エスタブリッシュメントの責任だと述べた。

「我々はこのような残酷な侵略を食い止めるのを助ける必要がある一方で、こうした完全な狂人たちが我々を国家的破壊と第三次世界大戦への道へ導く前に、この国の破綻した外交政策エスタブリッシュメントの腐敗――実に芯まで腐敗しているが――を一掃しなければならない」

トランプは、共和党が11月の中間選挙で両院の議会を奪還し、バイデン下で優勢となっている進歩的な政策に対抗勢力をもたらすと述べた。

「団結すれば、我々が戦っている相手の暴君たちに見込みはない」とトランプは述べた。

トランプは最近の集会などに登場した際と同様に、インフレの拡大とエネルギー価格の上昇、犯罪の増加、開かれた国境、そして世界を舞台にした指導力不足による失態を理由に現在の大統領とその政策を非難した。

「歴史上最も重要な時であるのに我々の大統領には、肉体的にも精神的にも障害がある・・・我々は、戦争に負けた場合と何ら変わらないほど国を失いつつある」とトランプは述べた。

トランプは自身が、自身の監視下でロシアの侵略を避けた21世紀で唯一の米国大統領だった(プーチンは、ジョージ・W・ブッシュ政権下でジョージアを侵略し、バラク・オバマとバイデンの両方の政権下でウクライナを侵略した)と述べ、「私の人格のおかげで新たな戦争を避けることができた」と断言した。

トランプはバイデン政権とヨーロッパに、プーチンにもっと厳しい態度を取り、軍事的選択を検討から外さないよう訴えた。

「米国はプーチンに、直ちに和平交渉を行うか、激烈な結果に直面するかという2つの選択肢があることを明確に示さなければならない」とトランプは述べた。

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