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自らも認めた「嘘つき」コーエンの証言で、ロシア共謀の証拠は一切提示されず

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<引用元:サラ・カーター 2019.2.27

共和党議員は27日、トランプ大統領の元弁護士で重罪犯として判決を受けた、マイケル・コーエンを厳しく追及して苦境に立たせた。コーエンは、20ページに及ぶ激しい反トランプ証言を説明しようとしたが守勢に立たされた。証言は憶測に満ちており、何の証拠も提示することはなかった。

自ら嘘をついたことを認めた人物であるコーエンは、嘘をついたことを後悔していると述べたが、証言の中では確かな証拠もなく、トランプとその家族に対して数多くの否定的な主張を行った。また、ロバート・モラー特別検察官の捜査団に対する協力と支援が、自身の減刑に寄与したことを議員に認めた。

共和党議員によると、コーエンが傷つけられた名声から抜け出そうとしても、結局墓穴を掘るだけだった。

一例として、バージニア・フォックス下院議員(共和、ノースカロライナ)が、自分の話を本にするために売ることや、映画化、また政治家として立候補することから得られる収益を辞退するかと質問した時、コーエンは「いいえ」と答えた。フォックス議員は、コーエンが相変わらず強欲さを動機としていることを彼に示唆した。また、数年間を刑務所で過ごすことになるコーエンは、自身の有罪判決から得られた収益を慈善事業に寄付することはないと述べた。

(中略)

ロジャー・ストーンとウィキリークス

コーエンはロジャー・ストーンについて衝撃的発言を行い、ストーンがトランプにウィキリークスでの流出についてそれが行われる数日前に話していたと示唆した。

また、証拠がないにもかかわらず、ストーンがウィキリークス創設者のジュリアン・アサンジと直接接触していたと示唆した。

ストーンはこれまでずっと、ウィキリークスについてトランプに話したことはないと述べている。

これについての証拠があるかと質問されると、コーエンは「いいえ」と答えた。

コーエンはプラハを訪れたことはないと主張

ところがコーエンは、物議を醸している裏付けのない文書で示唆されていたような、自身がプラハを訪れたと示唆する複数の話を完全に払いのけた

イギリスの元スパイでであるクリストファー・スティールがまとめた文書では、コーエンがロシア人と秘密に面会するためにプラハを訪れたと示唆されていた。

ラルフ・ノーマン下院議員(共和、サウルカロライナ)は、「プラハに行ったことはありますか?」とコーエンに質問した。

「プラハに行ったことはありません。チェコ共和国に行ったことはありません」とコーエンは答えた。

トランプは「人種差別主義者」だというコーエン、だがやはり証拠なし

コーエンはまた、マーク・メドウズ下院議員(共和、ノースカロライナ)の質問に対して、トランプが人種差別主義者だと証言で示唆した点についての証拠はないと答えた。

メドウズはその時、トランプの信頼する従業員でメドウズが呼んだゲストである、リン・パットンについて触れた。アフリカ系アメリカ人であるパットンは、トランプは人種差別主義者ではないというコメントを提示した。

「あなたは大統領について非常に厳しいコメントをしましたが、パットン氏はそれに同意しておらず・・・彼女は人種差別主義者の人と一緒に働くことはあり得ないと言っています」とメドウズは述べ、トランプとの300回の会話の中で人種差別的なコメントを聞いたことがないと付け加えた。

コーエンに――録音でも何でも――証拠があるかとメドウズが質問すると、コーエンは「いいえ」と答えた。

トランプにとっての潜在的問題:ニューヨーク南地区連邦検察局

民主党のラジャ・クリシュナムアティは、大統領との最後の会話についてコーエンに質問した。最後に大統領と話したのは、FBIが自宅と事務所の強制捜査を行ってから数カ月後のことだった、とコーエンは答えた。

コーエンはその打ち合わせの内容を公開しなかった。代わりに議員にこう答えた。「残念ながら、この話題は実際、ニューヨーク南地区連邦検察局が現在捜査中のことであり、私はこれらの件について話さないよう言われています」

クリシュナムアティは質問した。「ドナルド・トランプに関してあなたが知っている不正や違法行為で、他に今日まだ話していないことはありますか?」

コーエン:「はい。繰り返しますが、それらはニューヨーク南地区連邦検察局が調べている捜査に含まれているものです」

コーエンは、アダルト映画スターのステファニー・クリフォード、通称「ストーミー」・ダニエルズに対して、トランプの代わりに彼が支払ったお金について詳細に話した。また彼は、検察官がトランプにつながりのある問題を捜査していると示唆したが、直接的な証拠は提示しなかった。

また憶測である。

証拠なしに嘘を広めるコーエン

フロリダの民主党員、デビー・ワッサーマン・シュルツはコーエンに、仮定に基づく推論の質問をした。「あなたの意見と経験に基づくと、彼(トランプ)が、いかなる犠牲を払っても外国の大統領と協力または共謀した可能性はあるでしょうか?」

コーエンは「はい」と答えた。

それから彼女は、ウィキリークスがデータ流出させた時期に、トランプの成人した子供たちがジャレッド・クシュナーと共に、モスクワでのトランプ・タワー建設に働きかけていたか質問した。

「会社は取引に関わっていましたので、家族は取引に関与していたということになります」とコーエンは答えた。

それからワッサーマン・シュルツはこう質問した。「トランプ氏と娘のイバンカと息子のドナルド・ジュニアが、ロシアのトランプ・タワーに関わっているとしたら・・・。家族全体が選挙の何カ月も前に敵対国によって、利益相反や侵害を受けていた可能性がありますか?」

「はい」とコーエンは答えた。

ところがコーエンは、何の証拠も提示しないまま、自分自身の評価に基づいて、トランプがロシア人の影響下にあった可能性があると示唆している。

(以下略)

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