<引用元:デイリー・コーラー 2022.10.3>
ドナルド・トランプ前大統領はCNNに対して訴訟を起こした。前大統領はCNNが自身の名誉を棄損したと主張、2024年の大統領選挙に自身が再出馬することを懸念してCNNがそうした行動を取ったとしている。
10月3日にフロリダ州フォートレーダーデールの地方裁判所に提出された訴状では、CNNがトランプを政治的に中傷してその再選に向けた出馬を阻止するために自分たちの影響力を利用しようとしたと主張している。
訴状では、トランプがCNNの「長年の批判者」であったのは「CNNのニュース報道の仕事ぶりのまずさのせいではなく、CNNがニュースをでっち上げようとしているため」だとしている。
「原告に対する名誉棄損と中傷の形をとったCNNの制止活動は、原告が2024年の大統領選挙に出馬することをCNNが恐れる中、ここ数カ月でエスカレートするばかりである。CNNは政治的均衡を左に傾けようという申し合わせた取り組みの一環として、『人種差別主義者』、『ロシアの追従者』、『暴徒』、そして最終的には『ヒトラー』という一連のスキャンダラスで、虚偽の、中傷的なレッテルで原告を貶めようとした」と訴訟にはある。
訴訟によるとトランプは、懲罰的損害賠償金として4億7500万ドルを請求している。
トランプは7月に「繰り返される中傷的発言」についてCNNに訴訟の意思を示した。またトランプは、2020年大統領選挙の結果について「国民を誹謗し騙した」とする他のメディアも訴えると警告していた。
(以下略)