<引用元:デイリー・コーラー 2020.10.26>
ニューヨーク・ポストとワシントン・エグザミナーはそれぞれ、26日の社説でドナルド・トランプ大統領の再選を支持した。
ニューヨーク・ポストは第1面の記事で、1月末にコロナウイルスが米国に上陸する前のトランプによる経済の成功とされるものを称賛し、「キャンセル・カルチャーと検閲」に対する反対を訴えた。
「我々は、パンデミック以前に経験した雇用創出、賃金上昇、様々な繁栄に復帰することができる」とニューヨーク・ポストは主張した。「我々は経済の自由とチャンスを得ることができるし、キャンセル・カルチャーと検閲に抵抗することができる。我々は2020年というひどい年を越えて、もう一度アメリカを再び偉大にすることができる。こうしたことは全て可能だ―11月3日に正しい選択をするなら」
🚨The New York Post endorses President Donald J. Trump for re-election🚨 https://t.co/1RbaKIGqku via @nypost
— Jason Miller (@JasonMillerinDC) October 26, 2020
ワシントン・エグザミナーは、大統領の「政策の成功」は「失敗」を上回ると述べ、トランプの中東政策を称賛した。
「我々はトランプの、当惑させられることの多い個人的な振る舞いを躊躇なく批判してきた」とエグザミナーは推薦の社説で述べた。「そして、貿易に関する問題のように、間違った政策を批判してきた。一般の人々に現実の損害を引き起こしたからだ。(この関税時代に乾燥機付き洗濯機を買おうとしてみればいい)」
同紙はこう続けた。「だが、同政権の政策的成功は失敗を上回っている。アブラハム合意によって、トランプは、イスラエルを断固として支持しながら中東和平を進めることができることを証明した。トランプは、米国大使館をエルサレムに移転し、制裁を課してテロ首謀者のカセム・ソレイマニを標的にすることで、イランを実に深刻な脅威として扱い始めた」
両紙は一致した意見として、民主党のジョー・バイデン大統領候補を将来の大統領として非難した。
ニューヨーク・ポストはこう書いた。「ジョー・バイデン政権は、チャンスをみつけて国を自分達のビジョンで作り変えようとする社会主義者の左派、政府債務にもっと依存する者に恩義を受けることになるだろう。フラッキング(水圧破砕によるガス・石油開発)に関するバイデンのブレを考えてみて欲しい―党の前では反対し、ペンシルベニアでプラスの力になったことを知って、公には賛成だというのだ。就任したらどういう立場を取るのだろうか?」
同紙はこう続けた。「この陣営が明言しているように、ジョー・バイデンは民主党の名目上の候補者だ。質問を受けることはめったになく、選挙演説に固執し、午前9時には店じまいしている。彼が大統領になっても何か変わるとは思えない」
エグザミナーはこう書いた。「だがもう一度言うが、これらはバイデン・ハリスのチケットを拒否する最も重要な理由ではない。最も重要な理由は、民主党が永続的な権力を確保するために統治ルールを変更すると約束し、コートパッキングを行い、米国上院をパッキングすることで自分たちを有権者から分離させようとしているからだ」
カリフォルニア大学サンタバーバラ校による、アメリカン・プレジデンシー・プロジェクトによると、他の数十のメディアがバイデンを推薦した。合計44のメディアが元副大統領を推薦し、ポストとエグザミナーの推薦を除き、4つのメディアがトランプを支持している。
同プロジェクトによると、USAトゥデイ、ニューヨーク・タイムズ、ワシントン・ポスト、ロサンゼルス・タイムズなどが、バイデン支持を表明したメディアに含まれる。