<引用元:ワシントン・エグザミナー 2022.9.26>ポール・ベダード氏によるワシントン・シークレット論説
就任演説ではそれを8回繰り返し、「民主主義で最も達成しがたいこと」とさえ呼んでいた。
だがこれまでのところ、ジョー・バイデン大統領の「団結、団結」の約束は失敗に終わっており、今、その政治基盤の中で最も忠実な構成要素の一部がバイデンの失敗に罰を与えようとしている。
世論調査会社のジョナサン・ゾグビーは、民主党の中核を形成する女性、ヒスパニック、そして若い有権者が、今年初めから減少していると我々に述べた。そして彼が発表したばかりの団結・誓約調査でも、同じ事が起きていることがわかった。
全体でバイデンが「国を団結させるためにより多くのことを行った」と考えているのは、わずか38.3パーセントだった。それ以外はバイデンが国を分断させた(48.5パーセント)、またはわからない(13.2パーセント)と答えた。
5月に出たそれらの数字は支持率と似通っているが、ゾグビーの団結調査でグラフに示されたのは支持基盤の崩壊だ。
例えば18歳から29歳の有権者の中では、バイデンが国を団結させたと考えているのは28パーセントであるのに対して、55パーセントはそうでないと考えていることがその調査でわかった。
女性では37パーセントが団結、47パーセントが分断だった。ヒスパニックでは39パーセントが団結、46パーセントが分断だった。
黒人は大統領に忠実だったが数字は低迷し、55パーセントが団結、28パーセントが分断だった。
「過去6カ月の調査で、バイデンが支持基盤の大部分、特に18歳から29歳の若い有権者、女性(郊外と都市部の両方)、そしてヒスパニックで勢いを失いつつあるという兆候があった。さらに悪いことには、大卒の有権者でもバイデンの支持率は低下している」とゾグビーのアナリストは述べた。(以下略)