<引用元:デイリー・コーラー 2020.1.30>
ギャラップは27日、人種間関係に対する満足度がトランプ大統領就任以後14パーセント上昇したと報告した。
米国で黒人とその他のマイノリティーの立場に満足していると答えた人の数は、2017年1月以後37パーセントから46パーセントに上昇したと、調査結果はしている。
全体的な結果は弾劾裁判と11月の再選に向けた取り組みの中で大統領にとって良いニュースとなった。「国の経済状態」における自信は3年で46パーセントから68パーセントに急上昇し、22パーセントの増加となっている。
ギャラップは、「犯罪、黒人とその他の人種的マイノリティーの立場、所得と富の分配、人が努力して成功するチャンスに対する満足度も6から9ポイント上昇している」としている。
人種間の関係に関する数字は、常に大統領に人種差別主義者というレッテルを張るばかりか、大統領が積極的または受動的に白人至上主義者の計略を推進しているとする進歩主義者のレトリックとは真逆であるようだ。民主党ニュージャージー州のコリー・ブッカー上院議員は大統領のことを「人種差別主義者よりも悪い」と呼び、CNN法律専門家のジェフリー・トゥービンはトランプが民主党カリフォルニア州のマキシン・ウォーターズ下院議員を「IQの低い人」と呼んだことに対して、人種差別主義者のレッテルを張った。
トランプがボルチモアのインフラを批判して町に「ネズミがはびこっている」と述べた際、ナンシー・ペロシ下院議長はそのコメントを「人種差別主義」と呼んだ。
トランプは一貫して、黒人とヒスパニック系米国人の失業率が過去最低に達し、マイノリティーは米国が経験している好景気の恩恵を受けていると指摘している。
世論調査会社は次のように手法を説明している。「結果は2020年1月2日から15日までの間に、全米50州およびコロンビア特別区に住む18歳以上の成人――1,014人――から無作為に抽出した人に対して実施した電話インタビューに基づいている。この全国の成人サンプルに基づく結果については、誤差の範囲が95パーセントの信頼水準でプラスマイナス4パーセントポイントとなっている」