<引用元:FOXニュース 2022.7.20>
バイデン大統領の支持率が過去最低の31%に
最新世論調査によるとバイデン大統領の米国人の間での支持率は31パーセントにまで落ち込み、大統領就任以来で最低に達した。
20日に発表されたクイニピアック大学の世論調査では、大統領に対するヒスパニックの支持率もわずか19パーセントに留まり、米国人の71パーセントがバイデンに2024年の再選に挑戦して欲しくないと答えたことも分かった。民主党の中でバイデンに再出馬して欲しいと答えたのは40パーセントのみで、54パーセントはバイデンが民主党の大統領候補者になることを望んでいない。
世論調査によると10人のうち6人の有権者は、ドナルド・トランプ前大統領に次の大統領選挙に出馬して欲しくないと答えた。だが共和党の69パーセントはトランプに共和党の大統領候補者になって欲しいと思っており、27パーセントがそれを望んでいない。
クイニピアック大学の世論調査アナリストであるティム・マロイは、調査結果と一緒にこう述べた。「トランプに対してもバイデンに対しても再選への熱意は乏しい。だがトランプは依然として支持基盤への影響力が強く、バイデンは所属政党からの支持に関して言えば低迷している」
今選挙が行われた場合に米国の下院をどちらの党が支配することを望むかという質問に対して、回答者はほぼ50対50で党派によって二分された。
バイデンの経済政策を支持すると答えたのは28パーセントのみで、66パーセントはバイデンのこれまでの業績を支持していない。
物価が上がり続け、先月インフレ率が40年来で最高の9.1パーセントに達した中、米国人の現在の最大の懸念はインフレであることが調査でもわかった。
「共和党は不支持が最高を記録し、民主党は同じような結果で、最高裁判所はかつてない不支持を受けている」とマロイは、最高裁判所の37パーセントの支持率に言及した。
米国人のバイデンに対する支持率が低下しているにもかかわらず、大統領は2024年再選に向けた出馬の可能性をほのめかしている。トランプも2024年の出馬の可能性をほのめかすコメントをしているが、共和党は選挙で党を代表して欲しいと望む他の共和党候補者に焦点を変え始めている。
The Quinnipac University poll was conducted July 14-18, with a margin of error of plus or minus 2.5 percentage points.
クイニピアック大学の世論調査は7月14日から18日までに実施され、誤差の範囲はプラスマイナス2.5パーセント・ポイントとなっている。