<引用元:デイリー・コーラー 2022.2.12>
ジョン・ダーラム特別検察官が新たな提出書類を公開し、クリントン陣営がドナルド・トランプ前大統領をロシアに結びつけようとして、技術企業を雇ってトランプタワーとホワイトハウスのサーバーに「侵入」させていたことがわかった。
下院情報委員会でトランプ・ロシア捜査の責任者を務めたカッシュ・パテルは、提出物について「ヒラリー・クリントン陣営が直接パーキンス・クーイの弁護士を雇って、トランプ大統領とトランプの間のつながりを捏造するために犯罪の企てを画策するよう指示したことを明らかに示すものだ」と述べたとデイリー・メールが報じた。
「ダーラムによると、この取り決めは2016年7月に実行に移されており、ヒラリー・クリントン陣営と陣営弁護士は、トランプが候補者である時もその後米国大統領となった時も、極めて複雑で組織された謀略を背後で操ると同時に、不正なスティール文書のでっち上げを持続させていたということだ」とパテルは結論付けた。
デイリー・メールによると、今回ダーラムが提出した最新情報は、元クリントン陣営弁護士のマイケル・サスマンに関する利益相反疑惑を追及するもので、サスマンは2021年9月に連邦捜査員に対する虚偽供述で起訴されていた。
その起訴状には次のように書かれていたとFOXニュースは報じた。サスマンは当時のFBI法務責任者のジェームズ・ベーカーとの面会を要求し、そこでトランプ・オーガニゼーションとクレムリンにつながりのあるアルファ銀行との間の「秘密の連絡経路」を示すとされる「データとホワイトペーパーとされるもの」を提示した際に、「どの依頼人のための」仕事もしていないと伝えていた。
ダーラムが提出した内容から、サスマンが「少なくとも2人の特定の依頼人のためにその疑惑をまとめてFBIに伝えた」状況が明らかになったが、依頼人の一方はクリントン陣営だった。もう一方のロドニー・ジョフィという技術企業幹部は、クリントン陣営の指示でサスマンと共同し、トランプとロシアを結びつける情報を集めるために「データとホワイトペーパーをまとめる」仕事をしていた、とデイリー・メールは報じた。
またダーラムは、サスマン自身の請求記録が、彼が「ロシアの銀行1」疑惑についての仕事でクリントン陣営に「繰り返し」請求書を送っていたことを示していることも暴露した。
「ロバート・ダーラム特別検察官が最近提出した内容から、私が候補者時代も大統領になってからも、完全にでっち上げられたロシアとのつながりを進展させるためにヒラリー・クリントン陣営が雇った工作員によって、スパイされていたという明白な証拠が出ている。これは範囲と重要さにおいてウォーターゲートをはるかに超えるスキャンダルであり、このスパイ工作に関与しそれを知っていた者は刑事告訴の対象となるべきだ」とトランプは、提出書類に応えて声明で述べた。