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トランプが「大急ぎの」アフガン撤退を非難、「無能な」バイデンの責任と主張

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<引用元:FOXニュース 2021.9.10

(独自)トランプ前大統領は、バイデン政権がアフガニスタンから「大急ぎで」軍を撤退したことほど、米国にとって「大きな恥はこれまでになかった」と述べ、米国は「無能力者が国の指導者になっている」とFOXニュースに述べた。

トランプはFOXニュース・デジタルとのインタビューで、2001年9月11日を振り返り、「我々の歴史上で最悪な日」と呼んだが、「最近の歴史上で最悪な1週間」のことを指摘した。

「20年前に損害をもたらしたのと同じ人々によって、アフガニスタンで恥ずべきことが起きた―我が国の歴史上で最大の恥だ」とトランプは述べた。

「このようなことはなかった。まるで逃げ出したようであり、それは全て無能力者が国の指導者になっているためだ」とトランプはFOXニュースに話した。

トランプは、大統領としてタリバンと2021年5月の軍撤退に向けた合意を結んだが、自分の政権であったらこれは「決して起きなかった」と述べた。

「私が5月1日に撤退したかったからといっても、それに固執してはいなかったし、彼らが条件に違反した時に我々は爆撃と多くのことを行った。彼らは1つの条件を守った―米国人や兵士を殺さないということだ」とトランプは述べた。

トランプはこう続けた。「我々はアフガニスタンで18カ月間、1人の兵士も米国人も失っていなかった。非常にうまく行っていた」

バイデン政権は、アフガニスタンがタリバンの支配下に落ちた後、8月31日に同国から米軍の資産を全て引き上げた。

「彼らは我々の近くには決して来なかっただろう。起こりはしなかったし、何も乗っ取ることはなかった。彼らは、もしそうしたらこっぴどく爆撃されると知っていた」とトランプは述べた。

「彼らはそれを知っていた―だからこの空白を埋めるためにやって来ることはなかっただろう」とトランプは付け加えた。

トランプは、バイデン政権が米軍を引き上げ始めた時に、「我々はこの大きく開いた傷口、隙間を作ってしまい、タリバンがやって来てそれを埋め、24時間以内に国全体を支配した」と述べた。

「彼らが軍を引き上げていると聞いたとき、私はあり得ないと思った」とトランプは述べた。

ゴールドスターと軍人の家族、そして退役軍人に対して慰めのことがあるかと聞かれ、トランプはこう答えた。「ただ『くじけないで』とか「なんとかなる」と言えば、もっと容易で、おそらく政治的に公正なのだろう」

「だが彼らはとても怒りを感じるべきだ。彼らは少しの満足や楽観も感じることはできない。なぜなら今の政権は自分たちのやっていることが分かっていないからだ」とトランプは答えた。

トランプは「決してこれが起こるべきではなかった」と述べた。

「軍を最初に撤退すべきではなかった―全ての人が脱出した後で、軍は最後に撤退させるものだ」とトランプは、米軍の避難作戦後に取り残された米国市民とアフガン協力者について言及した。作戦は8月31日に期限切れとなった。バイデン政権は、軍事作戦から「外交的な」作戦に移行したと述べた。

「男も女も、誰も取り残されてはならなかった。だが何千人もの人が取り残された」とトランプは述べた。

国務省は現在、アフガニスタンの既知の米国市民の避難のための外交作戦に取り組んでおり、それは合計約100人とアフガン協力者だとしている。

2日、ホワイトハウスはカブールからカタールへの米国人の安全な避難を発表し、政権高官が米国人の避難のために取り組む中、タリバンは「協力的」であり「てきぱきとして熟練」していると述べた。ホワイトハウスはその話し合いを「前向きな一歩」と呼んだ。

これについてトランプは、バイデン政権は「ばかのように見える」と述べ、政権の説明を「残念で悲惨」と表現しだ。

「これらは世界貿易センターを崩壊させた人たちだ。人々を非人道的に、非常にひどく扱った人たちだ。つまり、我々は彼らと25年間戦ってきたのだが、それを考えると今信頼できるだろうか?」とトランプは述べた。

前大統領はさらに、バイデン政権が自身の試算で850億ドル相当の軍装備を残してきたことを非難した。トランプは、タリバンが故障した米国の装備を修理のために中国やロシアに送ると予測した。

「我々には莫大な空軍力があったが、現在彼らがそれを保有しており、それは信じられないことだ」とトランプは述べ、バイデン政権はなぜ米国の航空機をアフガニスタンに残してきたのか疑問視した。

トランプはまた、イランのカセム・ソレイマニ将軍、ISIS指導者のアブバクル・アル・バグダディを爆撃・殺害し、ISISカリフ支配地を破壊した際に、自政権下の軍が成功したことを自画自賛した。

「私はISISのカリフ支配地、ソレイマニ、アル・バグダディを100パーセント排除した。みんないなくなった」とトランプは述べた。

イスラエルとアラブ首長国連邦との間の関係を正常化させた和平合意である、アフラハム合意締結における自政権の成功について聞かれると、トランプはこう答えた。「我々であれば中東に平和がもたらされていただろう」

「だが米国は現在、ばかの集まりのように見える。我々は降伏してしまったかのようだ。逃げ出したように見える」とトランプは述べた。

将来に目を向けると、トランプは米国が「前進」しなければならないと答えた。

「選択肢はない―やるべきことをやらなければならない。我々は恥ずべき国になっており、このようなことはこれまでなかった」とトランプは述べた。

彼は続けた。「我々はもう尊敬されていない・・・我々は世界中で軽蔑されている」

「それがどれ程深刻であるか言葉に表せないほどだ」とトランプは述べた。

一方、9/11の予定については、トランプはマンハッタンを訪問する予定だと述べた。

「とても気が滅入っている。これは勝利の日となるはずだった」とトランプは述べた。

「今、恥の日となってしまった。どうしてこんなことが起きたのか?」とトランプは続けた。

トランプはこう付け加えた。「バイデンは勝利を主張しようとして大急ぎで行ったのだと思う。そして今、彼はばかのように見える」

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