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トランプ、2024年の憶測が高まる中、ジョージア州とアイオワ州での集会を発表

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<引用元:ニューヨーク・ポスト 2021.9.8

ドナルド・トランプ前大統領は、今後数週間のうちに2つの選挙運動形式の集会―1つはジョージア州、もう一つはアイオワ州―を開催する。2024年に大統領選挙に再出馬するという憶測が深まり続ける中での動きだ。

トランプのセーブアメリカPACは9月7日、第45代大統領が9月25日に、ジョージア州のアトランタからおよそ100マイル南のペリーで集会を開くと発表した。数分後に同団体は、トランプが10月9日にアイオワ州デモインでも演説すると発表した。

イベントはトランプが1月に退任してから行う4番目と5番目の集会となる。トランプはこれまでにオハイオ州、フロリダ州、そしてアラバマ州で群衆を引き付けた―アラバマ州ではCOVID-19のワクチン接種を勧めた後一部の聴衆からブーイングを受けた。

トランプがジョージアを訪問するのは、1月の2つの特別選挙で州の米上院議席を共和党が全て失って以来初の登場となる。その選挙の結果、議会とホワイトハウスが完全に民主党の支配下となった。

前大統領は、11月に1992年のジョージ・H・W・ブッシュ以来初めて、大統領選挙で「ピーチステート」(ジョージア州)を失った大統領となったが、自身の敗北は不正投票の結果だと証拠なしに繰り返し主張し、共和党のブラッド・ラフェンスペルガー州務長官を始めとするジョージア州選挙管理委員会を厳しく批判してきた。

先月、元NFLランニングバックのハーシェル・ウォーカーは、ジョージア州で共和党上院予備選挙に出馬し、来年民主党現職のラファエル・ウォーノックに挑戦すると発表した。ジョージア大学でハイズマン賞を獲得したウォーカーは、トランプから出馬を後押しされており、総選挙の圧力と凝視に持ちこたえられるかを疑問視する一部の見方があるものの、共和党候補の本命と考えられている。

トランプのアイオワ訪問は、同州での党員集会が伝統的に大統領候補者選抜を最初に行う立場であることを考慮すると、さらにメディアの関心を集める可能性がある。トランプは2016年にアイオワ州共和党党員集会ではテッド・クルーズ(共和党・テキサス)に敗れたが、ロナルド・レーガン以来初めて同州を2度勝ち取った共和党大統領となった。

トランプが出馬するかどうかという疑問は、共和党予備選の性質についての早期の憶測に影響を及ぼしてきた。前大統領は再出馬を行うかどうか断定することを控えているが、ほとんどの世論調査は党内のどの挑戦者にも容易に勝利することを示している。

トランプの復帰の取り組みの見込みは、フロリダ州のロン・デサンティス知事―一部にはトランプよりも理想的な2024年の共和党旗手と見られている―が、自身が大統領を目指すという憶測は「全くのでっち上げ」だと7日に記者に語った時、さらに増加したようだ。

トランプに近い人物は本紙からの取材に対して先週、前大統領は再出馬しないよりする可能性のほうが高いと述べたが、「差し迫った発表があるとは思わない」と付け加えた。

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