<引用元:ブライトバート・ニュース 2021.6.5>
ドナルド・トランプ前大統領は6月5日、中国に対して強硬なメッセージを発し、コロナウイルスのパンデミックは中国に責任があると述べた。
前大統領はノースカロライナ州共和党への演説で中国について語り、パンデミックが引き起こした惨状について世界に「補償」を支払うよう中国に要求した。
トランプはすべての国が米国と共に、ウイルスの及ぼした影響に対して中国に賠償を要求することを提案した。
「すべての国は協力して、被害の補償のために最低でも10兆ドルを中国に請求するべきだ」とトランプは述べた。
またトランプは、世界に対する補償金の「頭金」として各国が団結して中国に対する負債をキャンセルすべきだと述べた。
「世界の各国はもう中国に借金を負うべきではない」とトランプは述べた。
また米国には「中国製の全製品に断固として100パーセントの関税」を掛けるよう求めた。
前大統領は、バイデンと民主党は自身の中国に対する関税に断固として反対したが、権力を勝ち取った後には実際実施したままにしたと指摘した。
トランプは中国から米国への輸出品にさらに関税を掛けるよう求めた。
「率直にいって関税を引き上げれば、中国は軍の強化を止め、企業は米国に戻ってくるだろう」と彼は述べた。
トランプは、パンデミック以前には中国共産党指導者の習近平と良い関係を持っていたが、中国人は「とても才能があり、とても利口」だと述べた。
「彼らはバイデンを今後も満足させ続けたいとは思っていないと思う。正直にいうと、バイデンのことをそれほど大事に思ってはいないと思う」とトランプは続けた。
トランプは、自身に対する最大の批判者でさえコロナウイルスの起源について研究所流出説を認め始めていると指摘した。
「メディア、民主党、そしていわゆる専門家も今やついに私が13カ月前に最初に話したことを認めつつある。ウイルスが中国政府の研究所を起源としていることを証拠が示している」とトランプは述べた。
トランプは、アンソニー・ファウチ博士がパンデミック初期に研究所流出説からそらすよう誘導したことを批判した。
トランプはファウチについて「偉大な医師ではなく、とんでもない推奨者だ」と述べた。「彼はこの場にいるどの政治家よりもテレビが好きだ」