<引用元:JustTheNews 2021.5.14>
ドナルド・トランプ前大統領は13日、共和党はトランプ自身を中心とした基盤を築くというより米国支持の政策を追及するべきだと示唆し、共和党での超大物有名人としての立場から距離を置いたようだ。
前大統領の発言は、13日夜のニューヨークのWABCラジオでのリタ・コスビーとの長時間のインタビュー中のものだ。発言は、トランプに友好的なエリス・ステファニク下院議員の地位向上は共和党が「トランプの共和党」であることを意味するのか、というコスビーの質問に対して答えたものだった。
「私は共和党がトランプの党になることを目指してはおらず、偉大な国にすることを目指している。私は自分たちのやっていることが分かっている人々が運営する国になることを目指している」とトランプは話した。
「そして我々はそれを行いつつあったのだが、不正な選挙があった」とトランプは続け、2020年の選挙に重大なレベルの不正投票があったという主張をほのめかした。
インタビュー中に前大統領は、現在のジョー・バイデン大統領の仕事ぶりを批判し、バイデン政権のこれまでに対して具体的「採点」を付けることは断ったものの、イスラエルや米国南部国境での様々な危機に対する大統領の対応を批判した。
「国境で起きていることについては誰も満足することはできない。リベラルであっても保守であっても、民主党であっても共和党であっても構わない。誰も満足できない。私はそれが信じられない。これが彼らの望みだ。そして今彼らはコントロールできなくなっている」とトランプは述べた。