<引用元:JustTheNews 2022.1.20>
ドナルド・トランプ前大統領は、首都での2021年1月6日「ストップ・ザ・スティール」集会に至るまでに大規模な群衆を予想して州兵派遣を許可したが、ナンシー・ペロシ下院議長(民主党、カリフォルニア)が断ったと述べた。
FOXニュース司会者のショーン・ハニティは20日夜のインタビューでトランプに、1月6日より前に州兵の使用を許可したか質問した。
トランプはほとんど間髪を入れずに「100パーセントだ」と肯定し、「多くの人が証言していた」と主張した。
主催者は集会参加者を3万人と見積もっていたが、結果的に暴動者が米国議事堂に乱入することになった。事件の関連でこれまでに740人以上が逮捕されている。
「彼らは断った。ナンシー・ペロシは断った。」とトランプは述べた。ペロシは州兵に米国議事堂を守らせなかったことで批判を浴びてきた。
州兵要請の決定は厳密には議事堂警察委員会で行われた。AP通信によると委員会は、議事堂設計者、そして下院議長配下の下院警備局長、上院多数党院内総務配下の上院警備局長から構成される。要請が実行されたのは集会から暴動に発展した後のことだった。ペロシの報道官は、トランプが州兵を要求したことを議長は知らなかったと述べた。
トランプはハニティに、トランプは当初は1万人の州兵を要求したが、国防長官代理の首席補佐官であるカッシュ・パテルからその後2万人を推奨され、それに合意したのだと述べた。
「私は兵士あるいは州兵の派遣をしたかったが、ナンシー・ペロシは断った。そして彼女が断らなかったら、問題は起きていなかっただろう」とトランプは述べた。
ハニティ―はトランプとのインタビューの最後に、前大統領が2024年に再出馬するか質問した。
「とても喜ぶことになると思う」とトランプは答えたが、「後日発表する」と述べた。
米国議事堂乱入事件を調査する下院1月6日委員会は、今月初めにハニティに聴取への出席を要求した。FOX司会者は委員会結成以来、委員会に非常に批判的である。