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議事堂警察のブライアン・シックニック巡査は1/6暴動後に自然死したと検視官

投稿日:2021年4月20日

<引用元:FOXニュース 2021.4.19

ワシントンの検視局長によると、米国議事堂警察のブライアン・シックニック巡査が1月6日の暴動で暴徒に立ち向かった翌日死亡したのは、2度の脳卒中を起こしたことによる自然死だった。

フランシスコ・ディアス検視局長は19日、シックニックの検視解剖からは42歳の巡査が化学性刺激物にアレルギー反応を起こしたという証拠は見つからなかったと述べた。ディアスはシックニック(42)が「急性脳底動脈血栓症による急性の脳幹・小脳梗塞」で死亡したと最終判断を下した。

検視官の報告書から、シックニックが1月6日の午後2時20分頃に化学物質をスプレーされ、その夜の10時頃に議事堂で倒れたことが分かった。検視局によると巡査は1月7日の午後9時30分頃死亡した。

ディアスはニュースを最初に報じたワシントン・ポストに、1月6日の出来事が「彼の状況の一因となった」と述べていた。

連邦当局は先月、暴動中にシックニックを熊よけスプレーで暴行したことで2人の男を逮捕・起訴した。ペンシルベニア州ステートカレッジの Julian Elie Khater(32)とウェストバージニア州モーガンタウンのPierre Tanios(39)は、危険な武器で連邦当局者を暴行したことと当局者を負傷させる謀略を含め多数の容疑で起訴されたが、巡査の死亡について起訴するまでには至らなかった。

それぞれの暴行罪では最高で20年の服役と25万ドルの罰金が科される。

法執行機関当局者は当初、シックニックが消火器で殴られたと述べた――ニューヨーク・タイムズが出した2月の記事でその考えが固定化されたが同紙は1カ月後に密かに記事を更新した。その後米国議事堂警察はシックニックが建物を守った後で「傷害のせいで死亡した」と述べたが、死因についてはずっと疑問が残ったままだった。

2008年に入署したシックニックは、「抗議者と身体的に接触した際に負傷した」と議事堂警察は述べた。「彼は自分の部署に戻って来てから倒れた。地元の病院に連れて行ったが負傷のために死亡した」

シックニックは、トランプ支持者の群衆が議事堂に乱入した後死亡した5人のうちの1人だった。暴動でジョー・バイデンを11月の選挙の勝者として認定する選挙人集計が妨害された。議事堂警察組合によると約140人の当局者が負傷した。

2月の初めに巡査は議事堂のロタンダで名誉を称えられ、バイデン大統領とジル・バイデン夫人も参加して敬意を表した。

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