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現在の政権移行に苛立つ左派、2016年の彼らの態度を振り返る

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<引用元:デイリー・シグナル 2020.12.14>スティーブン・グローブス氏による論説

左派とメディアが現在の大統領政権移行の遅れと混乱に対して、非常に動揺しているが、2016年大統領選挙の日から2017年1月20日の就任に至る移行期間中、ドナルド・トランプ次期大統領の経験した状況がどうだったかを検証すれば広い視野から物事を見ることができる。

でっち上げのトランプ・ロシア捜査

トランプの移行期間が始まる前から、トランプと陣営は、根拠の無いロシアの選挙陰謀を基にバラク・オバマ大統領のFBIから捜査対象となっていた。

トランプ就任のわずか2週間前、オバマの承認を受けて、FBIのジム・コミー長官はニューヨークでトランプと1対1で会い、いわゆるスティール文書ヒラリー・クリントン陣営がスポンサーとなってねつ造された一連のばかげた内容)の「みだらな」詳細を知らせた。

だが、コミーの状況説明の目的は、トランプに知らせたり教示したりすることではなく、継続中だった「クロスファイアー・ハリケーン」として知られる偽捜査のために彼の情報を収集することだった。

コミーはトランプにインチキ文書に関して話した後、機密情報用のノートパソコンを手配して待たせていたFBIの車に駆け込んだ。コミーはニューヨークのFBIビルに車で向かう間、トランプへの説明についてメモを入力し、それからワシントンのFBI本部で待機するクロスファイアー・ハリケーン捜査チームと話すために確保した部屋に駆け込んだ。

次期大統領を誤った情報で心理的に追い込み、FBI本部に自分の印象を報告することほど「スムーズな政権移行」を物語るものはないではないか?

任命された閣僚候補の上院承認

新大統領は伝統的に閣僚を選出する余地を与えられる。それが標準的な状況であるはずだ―大統領は国民から選ばれたのであり、従って政府機関を運営する高官を選ぶことが許されるべきだ。

オバマが選挙で選ばれた後、上院共和党―当時少数派―は、多くがオバマの任命した閣僚候補に賛成票を投じた。国務長官にヒラリー・クリントン、司法長官にエリック・ホルダー、行政予算管理局長官にピーター・オルザグが、それぞれ94対2、75対21、そして満場一致で承認された。

その伝統はトランプが選挙で選ばれてから終わった。トランプが任命した、国務長官にレックス・ティラーソン、司法長官にジェフ・セッションズ、行政予算管理局長官にミック・マルバニーという候補者は、それぞれ56対43、52対47、そして51対49という承認投票の結果で辛うじて決まった。民主党からは総合でわずか5つの「賛成」票が、それらの3人の候補者に対して投じられた(5つのうち3つの票は民主党ウェストバージニア州のジョー・マンチン上院議員からのもの)。

だが僅差で共和党が上院の多数を占めていなければ、トランプはこうした重要な閣僚なしに任期をスタートさせていただろう。

大統領の任命した閣僚候補者に敬意を払うどころか、上院民主党は最初からレジスタンス(#Resistance)に加わっていた。

選挙後の大統領令

トランプは、ホワイトハウスでの選挙後の数カ月を利用してレガシーを固めているとして報道機関に批判されている―規制をかけ、諮問機関に支持者を任命し、北極圏野生生物保護区の掘削権を競売に掛ける、などのことだ。

ワシントンポストはこうした行動に不満を示し、「目まぐるしい行動は、レームダック期間に主要な政策行動を見送ってきた過去の大統領の伝統に抵抗するものだ」と書いた

同紙と民主党の他の人々は記憶力が悪い。2016年の大統領選挙後にニューヨーク・タイムズが報じたことを読みさえすれば、トランプが依存する十分な前例があることが明白になるだろう。

ニューヨーク・タイムズは2016年12月31日にこう報じた

「オバマのホワイトハウスが過去のものとなるまで3週間を切る中・・・大統領は自由に使えるあらゆる権力を利用して、レガシーを固め自身の優先事項を国法として成立させている。オバマは大西洋岸での石油掘削を禁止し、新しい環境保護区を制定し、プランド・ペアレントフッド中絶院に対する政府助成を保護し、グアンタナモ湾収容キャンプから収容者の移動を命じ、イスラエル入植地を批判し、サイバー攻撃で最近の選挙に介入したとしてロシアを罰した」

それらは全て「主要な政策行動」のようではないだろうか?ワシントン・ポストが主張するように、トランプが過去の大統領の伝統に「抵抗」しているのであれば、オバマ以外の過去の大統領に違いない。

過去を過去ののままに?

トランプはレガシーを固めることなくじっとしているべきだろうか?上院共和党はバイデン政権の閣僚候補者に対して、2017年に民主党がトランプの任命した候補者に払った以上の敬意を払うべきだろうか?(現在特別検察官となった)ジョン・ダーラムは、FBIのばかげたクロスファイアー・ハリケーン捜査の発端に対する捜査を打ち切るべきだろうか?

トランプと上院共和党は、民主党の過去の振る舞いを過ぎてしまったこととして扱うべきだということもできる。過去のようにもっと大きな政党になれ、ということだ。ひょっとするとそれが国にとって最も良いのかもしれない。

時間が経てば分かるだろうが、ジョー・バイデン元副大統領が、トランプが政権移行中に受けたのと同じ粗悪な扱いを受けることはなさそうだ。しかし共和党は確かに、それがバイデンにふさわしい移行だと弁護することもできる。

スティーブン・グローブスは、ヘリテージ財団のマーガレット・サッチャー・センター・フォー・フリーダムのマーガレット・サッチャー研究員。米国の主権、自治と独立を守り維持するために取り組んでいる。

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