<引用元:ニューヨーク・ポスト 2021.4.13>
「もしCNNがなかったら、トランプが投票で追放されていたかどうかわからないと100%信じている」
あるCNN社員は隠し撮りされたビデオの中で、自身の放送局がドナルド・トランプ前大統領を2020年大統領選挙で失脚させるために「プロパガンダ」をプロデュースしたことを認めた―またそれに成功したことを自慢した。
同局のテクニカルディレクターであるチャーリー・チェスターは、プロジェクト・ベリタスの偽のTinderデートシリーズの中で録画され、彼らがいかにして「トランプを辞めさせた」かを説明した。
「我々がやったことを見てくれ。(CNNは)トランプを追い出したのだ。私は100パーセント自信を持ってそう言っているし、もしCNNがなかったら、トランプが投票で追放されていたかどうかわからないと100パーセント信じている」とチェスターは話し、自分がCNNで働くようになったのは「それに参加したかった」からだと続けた。
「我々が集中していたのはトランプを辞めさせることだったのさ。口には出さなくてもそういうことだった」
チェスターは、医療専門家を出演させてトランプの健康問題をいかに誇張して表現したかを説明した。
「(トランプの)手が震えていたかどうかしていたと思う。我々は非常に多くの医療専門家を出演させて全員に全てが憶測の話をさせた―神経の障害があるのだと、そして自制心を失っているのだと。なんであれ―ともあれ―ふさわしくないのだということだ。我々は自分たちが何も分かっていない話を作り出していた。それはプロパガンダだと思う」と彼は述べた。
チェスターは潜入捜査スタッフに自身とCNNが選挙中にジョー・バイデンの健康について心配していたかどうか尋ねられると、それを考慮していたと述べた。
「彼がジョギングしているのを見せるのは明らかに年齢をゆがめたものであり、彼ら(CNN)は『ああ、私は健康だ』というように見せようとしている」とチェスターは述べた。
デート相手は「どういう意味ですか?」と尋ねた。
「我々はいつも彼(バイデン)がジョギングして健康そうな写真や、パイロット用サングラスをかけている写真を見せている。人が彼のことを若々しい高齢者と描くように」とチェスターは答えた。
Mediaiteによると、プロジェクト・ベリタスがデートアプリのTinderでチェスターを標的にしたのは、彼がプロファイルでCNNで働いていることに触れていたためだとCNNに近い消息筋は語った。
プロジェクト・ベリタスのスタッフは、正体は不明で看護師だと主張されていたが、盗聴器を付けて5回デートを行い、最後の1回はチェスターの近所の喫茶店で行われた。デートがいつ行われたのかは不明だ。
(以下略)