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トランプが大統領だったら「間違いなく」越境しなかった、と不法移民

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<引用元:デイリー・コーラー  2021.3.21

米メキシコ国境を不法に越えたある父親は、ドナルド・トランプ前大統領がまだ在任中だったらそうしなかっただろうとABCのマーサ・ラダッツに語った。

21日に放送された「This Week」の番組中、ラダッツは妻子とともに国境を横断したブラジルから来た男性にインタビューした―そして男性はジョー・バイデンが就任するまでは来ないことを選択していたと彼女に答えた。

「顔を映さないよう求めたこの父親は、妻と3人の幼い子供とともにブラジルからメキシコにやって来て国境を越えました」と前置きしてラダッツは話した。「あなたはドナルド・トランプが大統領だった時ならこれをやろうとしましたか?」

「間違いなくやりませんでした。間違いなく。チャンスはあったのですが、現在行われている暴力と同じことが昨年もありました」と男性は答え、状況を一変させたのは祖国の状況というよりも米国の政治的な状況であったと明確に述べた。「我々はニュースを見ていました。間違いなくこのことをしなかったでしょう」

ラダッツは質問した。「ジョー・バイデンが大統領に選ばれたからここに来たのですか?」

「基本的にはそうです。基本的には」と男性は答えて「主要なことは私の国での暴力でしたが、2番目のことはジョー・バイデンだったと思います。そのために希望が出てきたような感じで、言っている意味が分かるでしょうか?」と続けた。

バイデン政権は米国に来たいと願う人々に、移民プロセスを早めるための仕組みが導入されるまで待つよう勧めてきたが、そうした注意は国境を超えることに夢中になっている人々にはあまり影響を与えていないようだ。

多数の批判者は「リメイン・イン・メキシコ」といったトランプの国境政策をバイデンが突然撤廃したことが前代未聞の急増につながっており、政権は事態を予測すべきだったと主張している。

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