<引用元:ニューヨーク・ポスト 2020.11.26>
トランプ大統領は、ソーシャルメディアの何百万人ものフォロワーに対する感謝祭のあいさつの中で、礼拝所での宗教集会に上限を課すアンドリュー・クオモ知事の命令を一時的に阻止する最高裁の判決を称賛した。
「感謝祭おめでとう!」と大統領は26日の朝、888万人のフォロワーに対してSCOTUSblogの投稿の引用ツイートに書いた。引用されたのは、「感謝祭前夜の真夜中になる前に、最高裁判所は、ニューヨークのアンドリュー・クオモ知事が礼拝の参加制限を強制することを阻止した。投票は5対4で、ロバーツと3人のリベラルが反対に回った」という内容だった。
判決で米国の最高裁判所は、レッド、オレンジのゾーンと宣言された地域で州が課した制限をめぐり知事を訴えた、カトリックのブルックリン教区と正統派ユダヤ教礼拝堂を支持した。
トランプが最高裁判事に任命した3人―エイミー・コニー・バレット、ブレット・カバノー、ニール・ゴーサッチ―は、判決の多数意見に投票した。
大統領は判決にもリンクを付けた。
ホワイトハウスが25日に発表した感謝祭の祝日を認める宣言の中で、トランプは米国人に「家庭と礼拝所で」集まるよう呼びかけた。
「全てのアメリカ人が家庭と礼拝所に集まり、多くの恵みについて神に感謝の祈りを捧げるようにしましょう」と大統領は声明の中で述べた。
米国を代表する感染症専門家でホワイトハウスのコロナウイルス・タスクフォースの一員であるアンソニー・ファウチ博士を始めとする医療専門家は、感謝祭の集会が「スーパースプレッダーの事象」を生み出す恐れがあると警告した。
(以下略)