<引用元:FOXニュース 2022.6.24>
(独自)ドナルド・トランプ前大統領はロー対ウェイド裁判を覆した最高裁判所の判断を称賛し、判決は「全ての人にとって良い結果となるだろう」とFOXニュースに述べた。
「これは憲法に従っており、ずっと以前に与えられるべきだった権利を取り戻すものだ」とトランプはFOXニュースに話した。
自身の支持者の中にいるかもしれない中絶賛成派に対するメッセージがあるか尋ねられると、トランプはこう答えた。「最終的には、これは全ての人にとって良い結果となる」
「これで全てが本来あるべき状態に戻る」とトランプは述べた。
最高裁に3人の保守派判事を任命したことで、ロー対ウェイド裁判の逆転に自身が役割を果たしたと思うかと質問されると、前大統領はFOXニュースに「神が決断したのだ」と答えた。
トランプは大統領時代に、ニール・ゴーサッチ、ブレット・カバノー、そしてエイミー・コニー・バレットという保守派の判事を最高裁判所に任命した。
それらの任命で、ジョン・ロバーツ裁判長、サミュエル・アリート判事、クラレンス・トーマス判事、ゴーサッチ判事、カバノー判事、バレット判事によって、最高裁は保守派が多数となった。
スティーブン・ブライヤー、ソニア・ソトマイヤー、エレナ・ケイガンは、全員民主党の任命による判事だが、ロー対ウェイド判決を覆すことに対して24日に異議を唱えた。
判決はダブス対ジャクソン女性健康協会事件での裁判所の見解として出たもので、妊娠15週以降での中絶を禁止したミシシッピ州の法律が焦点となった。共和党が主導するミシシッピ州は、15週での中絶禁止の適用を差し止める一審判決の取り消しを最高裁に求めていた。
(以下略)