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ゴーサッチ最高裁判事で、トランプは米国民への約束を果たした(オピニオン)

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<引用元:タウンホール 2018.4.10>ケン・ブラックウェル(Ken Blackwell)氏による論説(ケン・ブラックウェル元大使はベストセラーの著者であり、Liberty University School of Lawの客員教授)

4月10日でニール・ゴーサッチ氏は、米国最高裁判事就任から1周年を迎える。ドナルド・トランプ大統領とその支持者もこれを祝うべきだろう。それは、トランプ氏がゴーサッチ氏のことで米国民に対する重要な選挙公約の1つを果たしたからだ。

選挙期間中に、トランプ氏は当選したら故アントニン・スカリア判事のような最高裁判事を任命すると約束した。それは、憲法を尊重し、自身の政治的な志向ではなく本来どのように理解されていたかに基づいた解釈を尊重する判事ということだ。それからトランプ氏は、自らが候補者として選択する判事のリストを公開するという、前例のない手段に出た。

リストはトランプ氏が選挙に勝利する鍵となった。出口調査で分かったのは、有権者の5人に1人にとって、大統領が任命する最高裁判事が判断材料として「最も重要な要素」だということだった。また、これらの有権者は57パーセント対40パーセントで、ヒラリー・クリントン氏よりトランプ氏を支持したのだ。有権者は、ヒラリー氏が勝てば、まるで法廷で法律を制定するような、つまり憲法をそのごとくにではなく、自分たちの望むことに基づいて解釈するようなリベラル派の判事を選ぶと分かっていた。実際にクリントン氏は選挙中、候補者にはたくさんのテストを課すと豪語していた。つまり判事が公明正大で、それぞれの真価を問うようなアプローチを行うことは期待しておらず、自身にとって望ましい政治的な結果を達成するようなやり方を取ることを期待していたということだ。

それとは際立って対照的に、トランプ氏は、憲法を原意主義と条文主義の両方で解釈する実績のある、思慮深く原則に基づいた判事だけを入れるように慎重に作成したリストを提出した。

トランプ氏は就任してからわずか数日後に、自らの選挙公約に従ってゴーサッチ氏を最高裁判事に指名した。民主党のほとんどは、同氏が適正であることに疑う余地がないにもかかわらず、必死で阻止しようとしたが果たせず、ゴーサッチ氏は54対45票で承認された。就任宣誓式を行ったのは2017年4月10日のことだった。

ゴーサッチ氏の最初の1年の実績は、トランプ氏の(また米国民の)選択が正しかったことを示している。就任以来、ゴーサッチ氏は常に米国人の憲法上の権利を保護するための議論をしてきた。NIFLA対ベセラ論争の口頭弁論で、ゴーサッチ氏は、カリフォルニアの法律に異議を唱えた。その法律のために、プロ・ライフ的な妊娠センターは、顧客に無料または低価格の人工中絶をどこで受けられるか宣伝することを強制されていたのだ。マスターピース・ケーキショップ対コロラド市民権利委員会の訴訟でも同様の懸念を表明した。この訴訟では、宗教上の信念と対立する内容を表明することを拒否したケーキ職人に、州当局が罰金を課していた。

また、判事は憲法の条文で定められている資産の権利を保護した。Oil States Energy Services 対Greene’s Energy Groupの訴訟(特許商標庁のPTABが特許を無効化できることについての裁判)で、ゴーサッチ氏は個人の資産を保護するための強力な特許は「新しい考えではなく」、米国の方に強く根差したものであり、合衆国憲法修正第5条で保護されていると述べた。

ゴーサッチ判事は、判事の職務は「法律が何であるかを語ることであって、どうあるべきかと語ることではない」と述べた。それこそが公平で自律的な判事の証であり、まさしくトランプ氏が有権者に約束したものだ。ゴーサッチ判事の素晴らしい最初の1年をお祝いするとともに、継続して約束を果たしているトランプ大統領に感謝する。

 

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