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陸軍大佐が新著で暴露したトランプに関する8大ウソ

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<引用元:ニューヨーク・ポスト 2020.7.25>メアリー・ケイ・リンゲ氏による論説

「うそは政治につきものだが、中傷が実際の討論に置き換わってしまっているのが現状だ」と保守派コラムニストのカート・シュリクターは言う。

発売中の「The 21 Biggest Lies about Donald Trump (and you!)(ドナルド・トランプ(そしてあなた!)に関する21の最大の嘘)」(Regnery出版)の中で、シュリクター―法廷弁護士・テレビコメンテーターの元米陸軍大佐―は、トランプ大統領とその支持者に対する熱烈な弁護に乗り出している。

「嘘つきたちは、人から事実上選挙権を奪うような虚偽の話を作り上げたいと思っている」「彼らは同意なしに我々を中傷できるが、我々が許さない限り我々を打ち負かすことはできない」と彼は著書の中で、トランプ投票者に呼びかける。

シュリクターが新著で説明している21の「嘘」のうちの8つは以下の通りだ。

「トランプは文字通りのナチ」

「ナチ」という言葉はもはや、何百万人ものユダヤ人を死に追いやった第三帝国の信奉者を意味しておらず、現在では「リベラルが自分たちとヒッピー的ユートピアの間に立ちはだかる者全員を示す表現だ」とシュリクターは書いている。「彼らは自分が同意しないものを全て悪と呼びたいと考えている」

さらに、トランプは白人至上主義者ではないとシュリクターは主張する。「嘘つきたちが、トランプの白人至上主義的な行動を決して詳述しないことに気付け。彼らはトランプ大統領の心を読むことができるかのように振る舞っている」とシュリクターは指摘する。

トランプが2017年のシャーロッツビルで行進したネオナチを、「とてもすばらしい人たち」と言ったことに関してはどうか?

「発言の全文を読め・・・選び出された一部分だけでなく。全体のやり取りを読めば、トランプが決して」彼の発言だと誤解されたことを「言っていないことが分かる」とシュリクターは主張している。

「そのグループの中には一部にとても悪い人たちがいる。しかし、どちらの側にもすばらしい人たちもいた」とトランプは、2017年8月15日の記者会見で、南部連合の記念碑の撤去提案に抗議・反対抗議してシャーロッツビルに集まった人々の中の数百人について述べた。

「私が話しているのはネオナチや白人至上主義者のことではない。というのも彼らは全くもって非難されるべきだからだ」とトランプは、しばらく後でも続けて話した―同じ記者の質問に対する同じ回答の一部として。

「トランプは女性嫌い」

「ドナルド・トランプが性差別をしたという記録は存在しない。彼がXX染色体に基づいて女性の仕事や機会を否定したことはない」とシュリクターは述べている。

愛国主義的行動が欠如していたために、左派は「アクセス・ハリウッド」の録音―2016年大統領選中に浮上した粗雑な冗談の言い合いの古い断片―によって、トランプを性的搾取者と見なすようになった。

だがシュリクターは、会話全体としては「実際は自虐的である」ことを我々に思い出させている。トランプは自分の口説きを断った女性に関する屈辱的な話をしているからだ。

録音の中で最も悪い意味で有名になった部分、「○○をつかむ」という冗談は広く誤って解釈されたとシュリクターは主張している。性的暴行を承認する意味は全くなく、そのコメント―十分に有名である場合、『スターなら、あなたに・・・何でもやらせてくれる』という一部の女性に対する見解―は、「(トランプの)不倫関係の完全な取引的性質」を明らかにした、というのだ。

「トランプは、皮肉なことに、男性と女性を同じに扱う性差別主義者だった」とシュリクターは主張している。

彼のコメントは、「有名人の性的関心の取引的性質について声を発したものであり、そうすることで、男性と女性が別々の目的で同じゲームをしていることを明らかにした」のだ。

「どちらも相手から何かを得ようとしており、合意に達する場合もある」

「トランプは完全に腐敗している」

トランプは大統領としての報酬を全て連邦政府に寄付しているだけでなく、ビジネスも就任してからひどい打撃を受けている。

例えば2019年に、トランプオーガニゼーションの稼ぎ頭であるマイアミのドラルリゾートが、2015年から2017年にかけて営業利益で950万ドルの損失を出したとワシントンポストは報じた。

「大統領であることには大金が掛かっている―見たこともないような莫大な金額だ」とトランプはマスコミに愚痴をこぼしている。

だが、ロバート・モラー特別検察官の捜査でさえ、トランプを起訴するだけの財政上のごまかしを何ら探し出すことができなかった。「こうした腐敗をしつこく追及する伝説的な人たちでも、トランプの不正の秘密を見つけ出すことはできなかったというのか?」とシュリクターは問いかけている。

「トランプは移民嫌い」

どちらの政党のエリートたちも数十年の間、皮肉にも移民問題を巧みに操っていたとシュリクターは言う―一般市民はその影響をまともに受けているというのに、だ。

「不法移民は米国人の生活にとって現実の負担になっており、トランプ以前には、誰もそのことを話したがらなかった。我々は人種差別主義者と呼ばれることなくその影響について自由に話し合うべきではないだろうか?」と彼は指摘している。

トランプの移民嫌いのイメージは、2015年のエスカレーターでの演説から高まったもので、「その時彼は不法移民が引き起こす危険性を指摘した。それは画期的だった」とシュリクターは書いている。

だがトランプ支持者は、不法移民の問題は法と秩序の問題とみなしており、新参者に対する「気まぐれな軽蔑」と見なしてはいない。

「取り決められた法律の執行を拒否するのは民主主義ではない」「それは専制だ」とシュリクターは、リベラルが問題をどう見ているかについて述べた。

「トランプは独裁者を愛している」

これは不安から生まれた中傷だとシュリクターは言う。

彼の見方では、トランプはビジネス界で競争相手を扱ったのと全く同じように、北朝鮮の金正恩や中国の習近平のような独裁者に対応している。つまり、「ごまをすることもあれば、圧倒することもあるが、真剣勝負をしているのであり、彼らから自分の欲しいものを得ている」のだ。

「だが、米国民に有益な合意を結ぶためにこうした独裁者に感じよく、お世辞を言うことさえあるのは、ドナルド・トランプが密かに独裁者になりたいと願っている証拠だと嘘つきたちは見せかけた。そんな馬鹿な。本当はドナルド・トランプの成功が、自分たちの何十年もの失敗を暴露することを恐れているのだ」と彼は書いている。

(中略)

「トランプは報道の自由を嫌っている」

「トランプは報道を破壊したいと思っているのではなく、改革したいと思っている」とシュリクターは主張する。

「報道の自由は、人々は自分たち自身を抑制するために情報を持たなければならないので、民主主義にとって不可欠だ。報道の仕事は、少なくともニュースのページ上では、市民が自分で分析を行うことができる事実を提供することだ」と彼は書いている。

だが、米国の主流メディアはその役割を放棄した、とシュリクターは言う。

「ニュース編集室は、進歩したウォークネスの学位を鼻に掛けたばかな大卒でごった返し・・・とっくの昔に客観性という考えを捨ててしまった。純粋に党支持者であるほうがずっと楽しい」と彼は主張している。

「ジャーナリストが活動家になりたいのであれば、我々が提供する特権には値しない」と彼は言う―そしてその結果トランプは彼らの悪口を言うのだ、と。

「結局のところ、中立性を捨て党派的な偏りを受け入れることで・・・主流メディアはそれ自体を無価値なものにしてしまった」

「トランプは司法妨害をした」

この考えは、シュリクターが「トランプ例外(Trump Exception)」と呼ぶものに基づいている―トランプが大統領の立場で投じたいかなる権力の行使も、全国的なスキャンダルや、切迫したファシストの乗っ取りの兆候にしてしまう暗黙のルールのことだ。

今我々には、FBI幹部が2016年の時点で知っていたことについて証拠がある―FBIは、シュリクターが言うように、クロスファイアー・ハリケーン捜査によって、「夢中になってトランプ陣営に対するスパイ活動を行っていたことについてでたらめを言っていた」のだ。

その乱用を隠蔽するために、内部関係者はロバート・モラー特別検察官の捜査を始動させた。トランプがFBIのジェームズ・コミー長官を解任したのは司法妨害だというばかげた前提を基にして。

「トランプには、自分の望むどのような理由でもコミーを解任する権限があった。だが、トランプ例外のせいで、大統領は憲法で許されていることを行ったことによって司法妨害を行ったというのだ」とシュリクターは詳述している。

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