<引用元:ニューヨーク・ポスト 2020.3.10>
トランプ大統領は10日、コロナウィルスの広がりで打撃を受け窮地に立った航空業界とクルーズ船業界を助けるために、政権が密接に取り組んでいると述べた。
「我々はクルーズ船業界ととても密接に取り組んでおり、そして・・・乗り降りする人々に関しては強固な対策を講じている。だが彼らはたくさんのお金を費やしており、とても熱心に取り組んでいるので、我々はその業界を助けるつもりだ」と大統領は、ホワイトハウスでの大手健康保険会社幹部との腰を据えた話の中で語った。
「航空業界も同様だ。彼らは入国する人にも、飛行機を降りる人にもとても強固な対策を講じている。それで我々は彼らととても密接に取り組んでおり、彼らを支援している。2つの大きな産業であるので、我々はこの手当てによって彼らを助けるだろうし、今のところとてもうまくいっていると思う」とトランプは語り、それからクルーズ船グランド・プリンセスに話題を移した。船は多くの乗客が感染していたために数日間海上で動けない状態だったが、今週に入ってカリフォルニアに入港してから乗客の下船を許可していた。
「昨日来た大きな船については知っての通りだが、非常にうまくいっている。カリフォルニア州との協力は成功して、とても成功しており、カナダやイギリスと間でも同様だ」とトランプは、船の一部の乗客の母国について言及した。
「イギリスは自分たちの市民を連れて帰っており、カナダは約600人が帰国している。彼らは飛行機を割り当てられて、とても堂々とした様子でカナダへと帰国している」とトランプは語った。
「我々は協力いただいた全てに感謝しており、それはとてもうまくいっている」
それより前に、マイク・ペンス副大統領は保険会社幹部がコロナウィルスの治療と検査を負担することに合意したと述べた。
「コロナウィルスの検査と治療の費用負担は免除されることになる。これらの民間保険会社はそれを拡大もしている。遠隔治療の費用も対象にすることにも合意したため、誰でも、特に脆弱な高齢者は、病院に行ったり、主治医のところに行く必要を感じなくなる。遠隔治療の費用負担が免除されることが分かるからだ」とペンスは語り、それから平均的アメリカ人のリスクが低いという大統領のメッセージを繰り返した。
「大統領、あなたがおっしゃったように、平均的なアメリカ人がコロナウイルスに感染するリスクは低いものの、我々は業界との完全な協力関係を求め、アメリカ人にコロナウイルスの感染や拡大を避けるのに必要な全ての情報を提供する」とペンスは語った。
(以下略)