<引用元:デイリー・コーラー 2019.12.19>
ドナルド・トランプ大統領は19日、歴史的黒人大学(HBCU)を支援する「画期的な」法案に署名したと発表した。
法案によりHBCUに対して永続的に資金が提供され、何百万もの家庭に対する連邦政府補助金申請が簡略化される、と大統領は19日の声明で述べた。「オバマ大統領とその政権はこれを実現できなかった。私は実現した」とトランプは語り、自身が大統領になるまでホワイトハウスにはHBCUの擁護者がいなかったと主張した。
ホワイトハウスと議会が「歴史的な合意」について協力した数カ月間前まで、HBCUに対する援助は危うい状況だったと大統領は述べた。
「史上初めて、私はHBCUとおもに移民2世とマイノリティの学生のための教育機関に対して永続的な資金援助を行う法案に署名した。この行動でHBCU用の8億5千万ドルを含め、今後10年で25億ドル以上が保証される」とトランプは語った。
大統領はHBCUとマイノリティ教育機関のための戦いを続けると約束した。
「こうした素晴らしい機関は米国の偉大さを守るために不可欠だ」とトランプは語った。
ベッツィ・デボス教育長官は19日の声明でこの動きを称賛した。
「この政権は学生を第1にし続けており、この歴史的法案もまた学生に対する我々の深い関与の一例だ。歴史的黒人大学(HBCU)に通う30万人以上の学生と、マイノリティ教育機関(MSI)のさらに数百万人の学生が、その貴重な教育機関に対する一貫した資金援助の恩恵を受けることになる」とデボス長官は述べた。
デボスは、法律が約2千万人の学生と家族に対するFASFA(連邦政府無償学費援助)プログラムの向上にとっても勝利となると指摘した――FAFSA手続きの完了が「これまでより早く、確実に」なるためだ。「フューチャー法は学生とその家族に長期的な影響を与えるだろう。トランプ大統領は今後も全ての学生を支援し続け、繁栄している経済の中で学生が成功するのに必要な教育を確実に受けられるようにするだろう」とデボスは続けた。