<引用元:ワシントン・フリービーコン 2019.11.25>
トランプ大統領は25日、ISIS指導者のアブー・バクル・アル・バグダディの隠れ家を強襲した特殊部隊メンバーの前で演説したが、報道陣の前に顔(鼻づら)を見せたのは1人のメンバーだけだった。
バグダディが自爆した時に負傷した英雄犬のコナンは、ホワイトハウス訪問時に数分間報道陣の前に連れてこられた。そのベルジアン・マリノアが「究極の戦士」だとトランプ大統領が説明する間、ペンス副大統領は喜んでコナンを撫でていた。
「コナンはタフなので、誰もちょっかいを出せない」とトランプは語った。
「コナンがどれほど速く動けるかを見る機会があったが、強い男、本当に強くてタフな戦士でも銃なしでコナンに立ち向かえる可能性があるだろうか、と私はいった。その答えはまさに、全くないということだ。その可能性はないだろう」とトランプは話した。
トランプは、コナンなら容易にあなたたちを片付けらると冗談をいいながら、彼らに会いに来た報道陣に感謝を示した。
「今日はコナンの機嫌が悪くなくてみなさんはとても幸運だ」とトランプがロイターのジェフ・メイソン記者に語ると笑いが起きた。「みなさんに感謝したい」
ペンスは、コナンは米軍の勇敢さと優れた能力を代表していると語り、バグダディを排除した強襲で犠牲者が出なかったことに喝采を送った。
「この犬はそこでけがをしたが、米国人の犠牲者なしに強襲を完遂することができた。今日ここにいる特殊部隊員は、当然ながら公に出ることはできないが、ここにいるこの類まれな犬は、我々の軍隊とその偉大な職務を全て反映したものだ」とペンスは語った。
またトランプは、コナンは予想よりも早くけがから回復しており、引退せずに任務に従事していると述べた。