記事翻訳

トランプの新移民ルールは米国人に役立つ

投稿日:

<引用元:ザ・ヒル 2019.8.28>ティム・チャップマン氏による寄稿

フローレス合意による移民の抜け穴をふさぐというトランプ政権の決断は、長年の懸案だった一連の常識的移民改革における最新の出来事だ。リベラルが非難の声を上げる中で、平均的な米国人は、こうした移民危機の解決に向けた賢く的を絞った措置を求めている。

議会が数十年間、包括的な移民改革計画の作成に取り組んでは失敗してきた中、政権は着実に移民を国にとって再び役に立つものにするために、制度の問題にコツコツと取り組んできた。

2週間前、ホワイトハウスは「生活保護者」のルール変更を発表した。非市民が生活保護に著しく依存し、またその可能性がある場合、グリーンカードの申請を制限するというものだ。今週彼らは、フローレス合意を置き換え、長期にわたる移民訴訟中の家族の分離を終わらせるための新規制を発表した。

2019年だけでホワイトハウスは17の主要な移民・国境に関する変更を命じた。政権は実際に行動を起こしている――やがて有権者の目に留まるだろう。

今年の夏、ヘリテージアクション・フォー・アメリカは、4,500人の有権者に最も大きな政治的関心について世論調査をした。結果は明白であり、移民が最も大きな課題だった。激戦州の約3分の2の有権者は国境で緊急事態が起こっていると認め、全国の有権者の大部分は不法移民が生活に影響を与えると答えた。また全ての種類の人口動態の中で、社会福祉の乱用――生活保護者ルールが直接対処する問題――が不法移民についての最大の心配事だった。

そういうわけで、政権が最近相次いで取り組んでいる移民改革は非常に重要だ。米国人は他のどんな問題よりも移民について関心を持ち心配しているのに、連邦議員は何十年も問題に対処できていなかった。国境は圧倒されているのであり、国民はそれを知っている。まだやるべきことはたくさんあるものの、ありがたいことに、こうした新しいルールは移民制度を米国民にとって役立つものに変えようとし始めている。

数十年の間我が国には移民が殺到してきた。1980年代の「包括的」移民改革は、国境をふさぐことなく何百万人もの不法移民に恩赦を与え、裏目に出た。それ以来我が国は実際上国境を解放し、それ以降どんな包括的試みもうまくいかなかった。今年、南部国境での逮捕者は10年で最高の数にまで急増した。

何千万人もの勤勉な移民が合法的な手続きで入国し、この国に大きく貢献してきた。だがさらに数百万人は国の法律を遵守しようとせず、不法に入国した。ヘリテージ財団の調査の結果、数百万人の不法移民の存在が特に低賃金の世帯の賃金を引き下げ、国の税金と福祉コストを引き上げていることが分かった。

政権はその現実を認識している。何千万人もの人々が我々の国に来たいと思っており、その多くが素晴らしい貢献をする可能性があるのだと。ところが壊れた移民制度が、最低賃金以下で働く人たちや法律を無視する人たち寛大な社会的セーフティネットの利用を許し、DACAのようなルールによって法的資格の許可までして彼らを助長してきた。

ヘリテージアクションが調査した大部分の米国人は、家族のつながりではなく技能に基づく移民を優先化することを支持している。そのため政権の最近の的を絞った取り組みは、有権者の間で非常に強い共感を呼ぶ。政権のルールは、福祉制度、恩赦、法執行を乱用する人たちを制限する一方で、この国に来て社会に貢献したいと思っている人たちを奨励している。――ワシントンDCの幻想の外で生活する人にとっては容易に理解できる政策だ。

フローレス合意の新たな代替は非常に役立つだろう。このルールのできる前、DHS(国土安全保障省)は家族を分離するか、そうでなければ国内に釈放しなければならなかった。それはうまくいかなかった。そうした釈放者の90パーセントは難民法廷審問に出頭しなかった。

「キャッチ・アンド・リリース」の愚かさを認識して、オバマ政権でさえ家族を一緒に拘留していた。――それも政治的な判事が2014年に家族の分離を強制するまでのことだった。

家族の分離は不法移民にとっても、米国人にとっても悪いことだった。今後法執行機関は、裁判所に人を送って法の支配を適用するのにもっと時間的余裕を持つだろう。

移民は米国の偉大な伝統だが、移民制度は米国人の役に立たなくなっていた。政治家とメディアは人種差別について嘆いているが、政治的志向に関係なく有権者は本当のことを知っている。我々は無法の国境によって引き起こされた危機に直面しているのだ。それは我々の生活、地域社会、また賃金に影響を及ぼしている。

米国人も移民も、法律を適用し、市民を支え、国の発展に役立つ制度を望んでいる。――それは全くの常識だ。議会がやらなくとも、それを実現させるために尽力するトランプ政権に称賛を。

ティム・チャップマンはヘリテージアクション・フォー・アメリカの理事

-記事翻訳
-

関連記事

トランプCPAC基調講演でバイデン移民政策を非難の予定

<引用元:ワシントン・エグザミナー 2021.2.20> ドナルド・トランプ前大統領は、保守政治活動会議(CPAC)の基調講演でバイデン大統領の「悲惨な恩赦と国境政策」を非難する予定であると消息筋が本 …

トランプの壁に対する支持が保守派の間で99%にまで増加

<引用元:ワシントン・エグザミナー:ワシントン・シークレット 2019.3.29> 南部国境の壁に対する保守派の間での支持が、トランプ大統領の就任以来最高となる99パーセントに達したことが、最新の調査 …

ハリス副大統領が米メキシコ国境行きを避け国境危機悪化の中、トランプが国境訪問へ

<引用元:DailyWire 2021.6.16> ジョー・バイデン大統領の下で国境危機が悪化の一途をたどり、カマラ・ハリス副大統領が国境地域への訪問を繰り返し避ける中、ドナルド・トランプ前大統領は米 …

米国人の51%が 国境の壁 は良いアイディアだと回答:CBS調査

<引用元:タウンホール 2018.6.24> タウンホールではすでに報道したが、本日発表されたCBS世論調査で、不法移民の家族が一緒に拘留または送還されるのを望む米国人の方が、そうでない人より多いこと …

トランプの聖域都市大統領令を差し止めた判事はオバマに20万ドルを献金していた

<引用元:ブライトバート・ニュース 2017.4.26> 「聖域都市」に連邦政府の補助金を支給しないことを求める、トランプ大統領の大統領令を差し止めたカリフォルニアの判事は、バラク・オバマ元大統領に数 …

アーカイブ

@JpWelovetrump