<引用元:ワシントン・エグザミナー 2023.10.12>ポール・ベダード氏によるワシントン・シークレット論説
ジョー・バイデン大統領が壁の文字を読めたことを評価しよう。
オープン・ボーダー政策が全米の町に多数の不法移民を呼び込んでしまったことで、バイデンはますます厳しい批判に直面し、最近国境の壁建設について方針を変え、国民に支持されている。ドナルド・トランプ前大統領の公約の1つに飛びついたバイデンは、本紙が入手した最新のラスムセンレポート世論調査によると、最も好評な政策を見出した。
調査によると、有権者と見られる人の73パーセントが、トランプ政権が残した予算で国境の壁を推し進めるというバイデンの決断を支持している。
「政権は先週、国境の壁に対する『重大で緊急な必要性』のために、建設を中断させていた十数以上の連邦環境法を撤回していると発表しました。その決断を共和党の86パーセント、民主党の62パーセント、そして無党派の74パーセントが支持しています」と調査アナリストは述べた。
当然だがバイデンは、自分の敵の政策に屈服することで、トランプが壁について正しかったことを証明した。
「国境の壁建設を許可するというバイデン政権の決断は、ドナルド・トランプが国境の壁の必要性について正しかったことの証明となるか」という質問に、61パーセントがYESと回答した。
2016年にトランプが「壁を建設せよ」と唱和したことがヒラリー・クリントンの政治生命を終わらせた時にそうであったように、バイデンの政策がもたらした国境の危機は、来年の総選挙に影を落とすことになると予想される。
ラスムセンは、有権者の80パーセントが移民と国境が総選挙で重要になると予想していると述べた。