<引用元:オーランド・センチネル 2019.7.25>
ジョニー・ブラミットは、オーランドの十代の若者で、祖母に育てられ、少年司法の世話になったこともあったが、25日の午後にホワイトハウスでマイクを取り、ドナルド・トランプ大統領と部屋に集まった政権高官に、非営利の職業訓練プログラムによって自分の人生が大きく変わったことについて語った。
「私は子供の頃、人生で必ずしも正しい選択をしませんでした」と19歳の青年は語り始めた。「けれども、自分には敬虔な祖母がいることはわかっていましたし・・・自分にとって、また家族にとってもっと良いことをしたいと思っていました。・・・自分がやりたいことはわかっていましたが、自分がどれだけ前進できるのか、またそれがそもそも自分に合った(手の届く)ものか、わかりませんでした」
昨年の冬、ジョーンズ高等学校の2018年度卒業生だったブラミットは、中央フロリダのセカンドハーベスト・フードバンクで、16週間の調理訓練プログラムに参加したことで、ダウンタウン・オーランドのアロフト・ホテルで調理補助の仕事に就くことになった。
ブラミットのコメントは、「プレッジ・トゥ・アメリカズ・ワーカーズ(米国労働者に対する誓約)」というトランプ政権のイニシアティブの1周年記念式典の中でのものだった。高校卒業者から、自動化のために仕事が時代遅れになってしまった高齢者に至るまで、あらゆる年齢の労働者に教育と訓練を提供するよう企業に奨励するためのプログラムだ。
これまでに「誓約」に署名した300以上の団体の1つである、米国ホテル・宿泊業教育財団(The American Hotel & Lodging Educational Foundation)は、2万5千ドルの助成金でセカンドハーベストのプログラムを支援していた。財団はブラミットを式典に招待し、彼はその場で話をした3名の労働者の1人となった。
その後彼は、「今でも信じられません」と述べた。「全てのことが、今は少し圧倒的に感じます。でも私は、どこから来た人であろうと、突き進んでいかなければならないのだということを人々に知って欲しいと思いました」
ブラミットは、24日に71歳になった祖母のマリアン・エリスに付き添われてホワイトハウスに来ていた。また彼は、25日の朝、イニシアティブを主導したイバンカ・トランプと会った。
ブラミットは「彼女は素晴らしい方でした。とても親切な人です」と述べた。
最後にブラミットは、パーソナルシェフになって自分でケータリング事業を運営したいと思っていると述べた。
「私は、祖母が教えてくれたように、心のこもった料理を作るのが大好きです」と彼は話した。