<引用元:FOXニュース 2019.7.23>グレッグ・ガットフェルドのモノローグから
ほとんどの選挙陣営が、誰も欲しがらないような趣味の悪いTシャツを販売する。トランプ陣営が売っているのは何だろうか?考え方だ。リサイクル可能なプラスティックのストローという形で。陣営が「ストローを再び偉大にする」とツイートしてから、最初の14万個が売り切れた。売り上げにして20万ドルだ。
これをばかげているとか下劣だと呼ぶのは構わないが、実に滑稽だ。トランプストローは、リベラルの大きな弱点――大げさなほどユーモアを解さないことと、見当はずれの優先事項――を標的にしており、痛いところを突いている。
プラスチックストロー撲滅運動は、リベラルが我々の街、法執行機関、労働市場、そして国境に与えてきた損害から気を逸らそうとしていることを示すさらなる証拠だ。
彼らがストローからカメを救えば、もしかするとロサンゼルスのダウンタウンや、他の民主党による地獄のような場所の人間に彼らが行ったことに、誰も気づかなくなるかもしれない。
実際の見出しにこういうものがあった。「いつかトランプ印のストローがカメの鼻に入ることになる恐れ」
へぇー!爬虫類がコカインをやったって?
つまりトランプはこの奇妙な撲滅運動を、ついに笑いの力と嘲りの威力を理解する、新しい共和党のための完璧なチャンスと見なしたのだ。
その分野は長らく、専ら気取った笑い方をする左派が所有してきたが、台本はひっくり返ったのだ。今度は左派がうるさい隣人のように悲鳴を上げ、右派が爆笑する番だ。
紙のストローは完璧なシンボルだ。うまく機能していたものを入れ替えて失敗した湿っぽいもの、という。
紙のストローは、資本主義という頑丈なプラスチックに対する社会主義のことだ。
ストローの目的が吸う(suck)ことだというのは本当に笑える。みなさんは左派はそれが上手だと思うのだろう。間違いだ。実際吸う(scuk)ことも苦手(suck at)なのだ。
2019年7月23日の「The Five」でのグレッグ・ガットフェルドのモノローグから脚色したもの