<引用元:ワシントン・フリービーコン 2019.7.25>
トランプ大統領は25日、国防総省にマーク・エスパー新国防長官を向かえ、演説の中で軍事力による米国の主権を強調した。
「米国の戦士を見れば我々の友の心に安堵がもたらされ、敵の心には恐怖が引き起こされます。現在我々の軍は、かつてないほど圧倒的に強力です」
エスパーは24日に宣誓式典を受け、最高司令官の挨拶を受けた。トランプは、感謝と紹介の言葉の後、ジェームズ・マティス前長官の下と暫定期間の間に実施された政策を継続するという、エスパー長官の下での国防総省のビジョンを明確に語った。
「この政権で、我々は澄んだ目で、新鮮な決断で、我々の時代の課題に取り組んできました。第1の優先事項は常に、国と市民の安全と主権です」とトランプは話した。
「何年もの予算削減と彼らがやってきたあらゆることの後、我々の軍に多額の費用をかけるため、それを補う以上のことをしてきました。新しい戦車と軍艦と潜水艦と航空機とミサイルシステムと作っていますが、それは兵士たちが紛争で無類の能力を持って作戦を実施するためです。どのような戦場であっても、我々はそこで勝利します」
大統領は地政学的ライバルについて話し、また自身の政権が「比類ない自信、目的、そして決意」を持っているために、彼らは米国をはるかに尊敬するようになっていると話を続けた。
「目下のところ、彼らは我々を長年の間で最も尊敬しています。それはもっと高まっていくしかありません」と彼は語った。
またトランプは、エスパーの承認が圧倒的に超党派的だったため「心配」する必要があるかもしれないと冗談を言った。
「90(票)でしたね?信じられますか?」とトランプは、エスパーが上院で何票得たか確認した。「90対8ですか?分かりませんが、長い間そういうことは聞いていませんよ、マーク。今心配になっています」
トランプは、2つの重要な国家安全保障問題についての実績を称賛した。南部国境の保護とISISの対処だ。特にメキシコと同国のアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール大統領に、国境の危機の対応策への協力を感謝した。
「我々は、国土を守り、過激なイスラムのテロリズムの脅威から人々を守り、また米国の自主独立を守るために必要なことを行うと誓いました」とトランプは話した。