ドナルド・トランプ大統領は6日、キューバの共産主義政権を非難し、「共産主義は過去」であり、「自由は未来」であると述べた。
トランプ氏はホワイトハウスで行われたヒスパニック伝統月間のイベントで演説し、アメリカ合衆国はキューバとベネズエラを含む西半球全体で自由が得られることを望むと語った。
トランプ氏は次のように話した。
「今年の初めにリトル・ハバナ(フロリダ州マイアミのキューバ人街)のすばらしい聴衆を前に発表したように、キューバ政権がキューバ国民に完全な政治的自由をもたらすまでは制裁を解除しない」
「キューバに圧政をもたらしてきたのと同じ破綻した共産主義思想は、あらゆる場所で苦しみと不幸しかもたらしてこなかった」「共産主義は過去であり、自由は未来だ」とトランプ氏が語ると聴衆から拍手が沸き起こった。
トランプ氏はそれから、ベネズエラについて触れ、同国の社会主義政府は混迷する南米の国に責任を負っていると述べた。
トランプ氏はこう話した。
「我々は、マドゥーロ政権の無慈悲な社会主義の下で苦しむベネズエラの人々のことも支持している。我々は社会主義の圧政を認めず、ベネズエラ市民に民主主義と自由を復帰することを求める」ホワイトハウスに集まった聴衆は、トランプ氏の演説中大きな声援を送った。
トランプ、キューバについて:「共産主義は過去であり、自由は未来である」
投稿日:2017年10月9日