<引用元:ニューヨーク・ポスト 2019.6.13>
言わば「カーダシアン家のお騒がせセレブライフ:ワシントンDC編」。
リアリティー番組の女王であるキム・カーダシアンは13日、元犯罪者の仕事への復帰を助ける取り組みを推進するイベントのため、ホワイトハウスに帰ってきた。
「私は『第2の雇用機会と社会復帰』イベントで話をするために、ホワイトハウスに行くところです。わくわくするようなことを発表するのにとても興奮しています」と、38歳の大物スターはインスタグラムの動画で投稿した。
インスタグラムの別の投稿で、4人の子供の母親である彼女は、前科者に「チャンスを作るために政権と民間セクターが力を入れるという発表に、参加できることを誇りに思う」と書いた。
イベントはファースト・ステップ法の成立に続くものであり、同法によってこれまで1,000人以上の囚人が刑期の短縮を受けている。
トランプ大統領が2018年12月にファースト・ステップ法に署名してから、同政権は、早期に釈放された受刑者が、刑務所の外の生活に順応するために必要な手段と仕事を持てるように取り組んできた。
トランプは、第2の雇用機会イベントの中でこう話した。「我々は元受刑者を含めて、控えの席にいた米国人を労働人口に戻そうとしている。犯罪歴を持つ市民が法を順守する社会のメンバーとして地域社会に貢献できる時、米国は勝利する」
「元受刑者が家に帰る時に、我々にできるたった1つの最も大切な行動は、彼らが本当に良い仕事を探せるように助けてあげることだ。そうして彼らは仕事を愛し、お金をたくさん稼ぐようになる」とトランプは続けた。
同政権は元受刑者の失業率を5年以内に1桁台まで低下させることを目指していると、大統領は述べた。
連邦刑務局が、刑務所を出た人が出所時に準備された仕事に就くのを助けるために雇用主との協力に取り組み、もっと多くの受刑者が大学の授業を受けられるようにペル・グラント実験計画を拡大すると大統領は発表した。
カーダシアンは約100名の聴衆を前に演壇に立つと、刑務所を訪れて受刑者と面談してから「変化をもたらす」ことを決意したのだと述べた。
「非常に多くの支援を必要としていると実感したことが1つありました。それは、家に帰った人の社会復帰であり、本当にあるべき支援が欠如していることが分かります」とカーダシアンは話した。
またテレビタレントは、元受刑者が面接に行くのに車を使えるようにギフトカードをプレゼントするという、無名のライドシェア企業との提携も発表した。
Proud to partner on this initiative with @Lyft, a company with a history of taking bold action to do what’s right for our community. Thank you for providing ride share credits to formally incarcerated people when they come home.
— Kim Kardashian West (@KimKardashian) 2019年6月13日
「(トランプが)刑事司法改革から示して来た思いやりを目にするのは、本当に素晴らしいことです」と彼女は続けた。
カーダシアンは刑事司法改革について大統領と話すために、何度かホワイトハウスに行ったことがある。彼女はトランプに働きかけて、非暴力的な麻薬犯罪で仮保釈なしの終身刑に服していたアリス・マリー・ジョンソンの恩赦に成功した。
また彼女は、低レベルの麻薬犯罪で終身刑に服していた17人の連邦受刑者を解放しようとして成功した運動にも密かに融資していた。
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