<引用元:ジューディシャル・ウォッチ 2019.4.23>
ウィーナーのノートPC上で49,000件以上のクリントンサーバーのメールを発見したことも確認
ジューディシャル・ウォッチは本日、FBIがオバマ政権ホワイトハウス、厳密には大統領行政府にクリントンのメール記録があると分かっていたことを、FBI当局者が宣誓の上で文書で認めたことを発表した。FBIはまた、アンソニー・ウィーナーのノートパソコン上で彼女の資料を捜索した結果、約49,000件のクリントンサーバーのメールを確認していた。
FBI防諜部門のアシスタントディレクター、E・W・(ビル)プリースタップは、裁判所命令によるクリントンメール問題に対する開示手続きの一環として、ジューディシャル・ウォッチに情報公開した。
米国連邦地方裁判所のロイス・ランバース裁判官は、プリースタップ同様、オバマ政権国務省高官、弁護士、そしてクリントン側近に対して、宣誓の上で証言するか質問に回答するよう命じた。裁判所は、クリントンのメールシステムは「政府の透明性に対する現代の最も憂慮すべき違反の1つ」であると裁定した。
プリースタップは、ジューディシャル・ウォッチから、ヒラリー・クリントンの代理人、元スタッフ、そして政府機関を「入手したメールの宝庫」から特定するよう求められた。プリースタップは、全ては網羅されていないが以下のリストを回答した。
- ブライアン・パグリアーノ(Bryan Pagliano)
- シェリル・ミルズ(Cheryl Mills)
- 大統領行政府(強調付加)
- ヘザー・サミュエルソン(Heather Samuelson)
- ジェイコブ・サリヴァン(Jacob Sullivan)
- ジャスティン・クーパー(Justin Cooper)
- 米国国務省
- 米国シークレットサービス
- ウィリアムズ&コナリーLLP
プリースタップは、クリントン側近のフーマ・アベディンと結婚していたアンソニー・ウィーナーのノートパソコンから、クリントンのメールアカウント情報に対する令状を受けて、48,982件のメールが検証されたとも証言した。
質問書に対するプリースタップの回答の全文コピーはこちらにある。プリースタップはFBIの防諜部門のアシスタントディレクターを務めており、クリントンのメール捜査と2016年大統領選挙の捜査監督のどちらにも協力していた。プリースタップは別の訴訟で、クリントンがブラックベリーのメールアカウントに関連する大陪審の捜査の容疑者だったと証言している。
「FBIが宣誓の上で確認したこの驚くべき内容は、オバマ政権FBIがオバマ大統領のホワイトハウス事務局に行って、ヒラリー・クリントンが抹消、あるいは米国民から隠蔽しようとしたメールを見つけなければならなかったことを示している。ヒラリー・クリントンがこれまで難なく切り抜けてきたのも無理もない――バラク・オバマは彼女のメールの陰謀に関与している」と、ジューディシャル・ウォッチのトム・フィットン会長は述べた。
(以下略)