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北朝鮮に対する大統領の外交は狡猾である

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<引用元:USAトゥデイ 2019.2.28>ボブ・ディーズ元陸軍少将による寄稿

金正恩は、ハノイ会談で無償の施しを持ち逃げしなかった:反対意見

北朝鮮の政治的・軍事的ルービックキューブは、70年の間民主党と共和党の政権を混乱させてきた。この2年で、ドナルド・トランプ大統領の「力による平和」のアプローチは、他の全ての取り組みを総合したものより目に見える成果を達成した。

大統領は、戦略的・戦術的な圧力を維持しながら、世界で最も偏狭な国とその独裁者と関係を構築し、意義ある対話を開始した。要するに大統領は、核による瀬戸際政策から、地域のより一層安定化した期間と、朝鮮半島の突破口となる可能性へと我々を導いたのだ。

北朝鮮の独裁者である金正恩との、大統領の2度目の首脳会談は非核化に至らなかったが、トランプが、金の制裁解除要求を受け入れずに交渉に背を向けるという勇気ある決断をしたことから、ならず者国家に一方的な譲歩を与えることで、前任者と同じ過ちを犯さないことがはっきりした。

トランプは、「早く実行するよりむしろ正しく実行する」と述べた。また彼は前回の首脳会談で得られたものをしっかりと保った。

多くのエスタブリッシュメントの政治家とフェイクニュースのジャーナリストは、前回の首脳会談を軽視しているが、トランプの金との最初の会談は、重要な戦略的目的を達成した。

金はミサイルテストを停止し、北朝鮮の主要な各テスト施設を廃止し、韓国と暫定和平合意を結び、3名のアメリカ人の人質を解放し、また朝鮮戦争で亡くなったアメリカ兵の遺骨を返還した。

引き換えにトランプは、米韓軍事演習の中止や新制裁の延期といった、限定的で可逆の譲歩を行った。

トランプは、最近では最も意義深い外交的成果の1つの先端にいる。

前任者たちは基本的に、北朝鮮を制裁解除と人道支援でなびかせようとした。それはうまくいかなかった。トランプの慣例にとらわれない外交が、たとえ何があっても、北朝鮮の政権が無償の施しを持ち逃げしないようにさせている。

非常に複雑な北朝鮮のジレンマに対する、トランプ大統領の抜け目のない外交アプローチは、成功が期待でき、狡猾でさえある。アメリカよ、それに賭けてみようではないか。

ボブ・ディーズ元陸軍少将は、韓国の非武装地帯で指揮を執った。

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