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カバノー騒動で本性を現したダイアン・ファインスタイン(オピニオン)

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<引用元:FOXニュース 2018.10.7>ペギー・グランデ(Peggy Grande )氏による論説

公聴会でフォード博士の手紙のリークを否定するファインスタイン上院議員。その場で後ろの席のスタッフに尋ねて確認し、自身と自身の事務所のリークへの関与を否定した。

ダイアン・ファインスタイン上院議員は、素晴らしい指導力を発揮する機会もあり、長く輝かしい功績を残してきた。だが最近のカバノー公聴会で、カリフォルニア州の民主党員である彼女は、訴えを不必要で勝ち目のないゲームにまで引き込み、自身が党派的な目的になりふり構わない並みの人物であることをさらけ出した。結果として彼女が示したことは、自身と党が死に物狂いで権力に執着しているが、決して女性の擁護者ではないということだった。

(略)

この司法委員会公聴会は、決してフォード博士の正当性についてのものではなく、彼女の主張を聞きその正当性を立証するということでもなかった。それはカバノー裁判官に不利なように話を作り上げるというものだった。疑惑と疑念をでっち上げてあわよくばその場を煙に巻き、創作と事実を判別することができないようにして、司法委員会が降参して「そのような価値はない―誰か他の人物にしよう」と言うことになるまで混乱を引き起こそうというものだ。

これは決してカバノー自身についての話でもなかった。トランプが任命した人物が法廷を右に偏らせるのではないか、という話だ。民主党は、そのチャンスがあったとしての話だが、5人目のリベラル派判事を任命することには瞬きもしなかっただろう。彼らはこれが手続きであり慣例であり、共和党はただ受け入れる必要があるのだとほくそ笑んだことだろう。だがその反対の場合では決してそうは行かない。民主党はこの承認をどんな代償を払っても阻止しなければならなかった―たとえ哀れな女性を犠牲にしても。しかも彼女の証言はサーカスの中心ではあったが、公正の中心ではなかった。

(略)

真の女性擁護者なら、クリスティン・ブラジー・フォードの訴えに対して、ファインスタイン上院議員とは全く異なる扱いをしただろう。真の女性擁護者なら彼女に良識的なプライバシーを提供して、非公開の場で彼女の主張を吟味しただろう。それは承認プロセスの通例でもあるし、彼女の個人的な要求でもあったのだ。

女性擁護者なら、このことをフォード博士の都合の良い時間と場所で、早期に慎重に扱っていただろう。彼女を政治的なサーカスの操り人形として利用させることなく、彼女の支持者だと主張する人たちに裏切られたことを最後まで気づかせないようにして。

真の女性擁護者なら、キース・エリソン(Keith Ellison)とビル・クリントンを性的・肉体的不品行で訴えた女性のために、声高に意見を述べていただろう。またこの全国的な謎解きの照準に捉えられてしまった無実の傍観者―カバノー婦人と2人の幼い娘―のために、声を上げていただろう。彼女たちは実に真実の犠牲者であるが、ファインスタインから支持も謝罪も未だに受けていない。

真の女性擁護者なら、全国で女性が経験している歴史的に低い失業率を称賛するだろうし、党に関係なく、それを実現させたことについて大統領を称賛するだろう。

ファインスタイン上院議員は本当に女性の擁護者なのか?全ての女性の?それとも自身の政治的な話に当てはまり、自身の政治的な目的のために貢献し、民主党がさらに権力を蓄えるために自身と集票組織が利用できる女性のためだけなのだろうか?

(以下略)

(著者について:ペギー・グランデ氏は1989年から1999年までロナルド・レーガン大統領の補佐官を務めた人物であり、”The President Will See You Now”の著者)

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