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FBIは3年前から マリア・ブティナ がロシアのスパイだと認識

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トランプ大統領とプーチン大統領のヘルシンキでの会談から数時間後、米国でロシア人のマリア・ブティナ容疑者がスパイ容疑で逮捕されたことが伝えられたが、あるジャーナリストが奇妙な事実を証言した。FBIは2015年の時点で彼女がスパイであると認識していたのだという。

7月18日のFOXニュースの番組「Tonight」に出演したそのジャーナリストとはザ・ヒルの幹部であり、調査ジャーナリストとして長年の実績を持つジョン・ソロモン氏だ。

ゲートウェイ・パンディットがその内容を次のように伝えている。

「これまでに話したことのないちょっとした話をしよう。2015年の3月に彼女がいくつかのイベントに参加して、保守派の人物と近づきになろうとしているのが目に留まった。私が思ったのは、手が足りない状況で、勇気ある女性がいつかロシアで市民の武装権が認められるように、とプーチンに逆らって銃の権利活動を行っているという事だった。ロシアで市民の武装権ができる見込みはないが。

彼女の行動と大統領候補者や議員候補者にまで近づこうという取り組みには非常に当惑した。それでレポートするようになって、FBIと米情報機関に連絡するとすぐに分かったんだ。『ああ、彼女が影響工作員としてきている人物だということは分かっている。この(アレクサンドル)トルシンという男とつながりがあって彼女がやろうとしていることは分かっている』(という事だった)。

それで私は全く興味深いと思った。彼ら(FBI等)は彼女が会っている人たちに伝えるかというと、伝えなかったようだ。FBIの対諜報としての役割は、米国の国益にならない接触が起こることを防ぐことだと私は思っていた。彼らはトップ記事になるのに都合がよくなるまで、3年とか4年ずっと無為に時を過ごしてこれを見過ごしていたように思える」

また同記事内には書き起こされていないが、ソロモン氏はモラー氏の代からFBIが「文化を変えた」ことに言及し、マナフォート氏の起訴が同様のパターンで行われていることを次のように指摘した。

「9・11の少し後ボブ(ロバート)・モラーをインタビューした時のことを覚えている。FBI長官になって数年後のことだ。彼はFBIの文化を変えるつもりだと言っていた。対諜報や対テロは起訴するのではなく防止するようにするのだと。彼らは2014年にマナフォートの事を知っていたが、トランプの選対本部長になるまで起訴、捜査するのを待っていた。奇妙なことに機会が訪れるまで手を付けずに待っているケースが山ほどあり、記者として理解できない事だ」

報道によればブティナ容疑者は、ロシアでの銃所持の自由化を目指していたという。ロシア政府がそのような活動を推奨しているとは考えられないので突飛に感じるが、彼女が工作員だとすればそれもNRAに接近するための偽装ということになるのだろう。

CNNの報道によると、ブティナ容疑者は事前の捜査には協力的であったが突然逮捕されたという。

連邦捜査局(FBI)は今年4月、ワシントンにあるブティナ容疑者のアパートを家宅捜索していた。同容疑者は当局に協力し、上院情報委員会でも証言したり、マラー氏の聴取に応じると申し出たりしてきたにもかかわらず、事前予告なしに突然逮捕されたという。

(CNN2018.7.17「米司法省、ロシア人の女を逮捕 工作員として活動した疑い」より引用)

By ドナルド・トランプNEWS

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