<引用元:ブライトバート・ニュース 2018.1.26>
デニス・プレガー氏は「私がドナルド・トランプに反対していたのは間違いだった」と述べ、ドナルド・トランプ氏を「偉大な大統領だ」と表現した。また政治家として成功したのは、左翼的で民主党に偏ったマスコミの話を無視したことに関係しているのだと述べた。
プレガー氏がコメントしたのは、同氏の名を冠した1月25日のラジオ番組でのことだった。プレガー氏は共和党予備選挙では自身がトランプを選ぶことはないと述べていたが、ヒラリー・クリントン氏と戦った総選挙では、トランプ氏を精力的に支持していた。
プレガー氏は「保守主義の原則に基づいた政治を(推進しながら)行う唯一の方法は、マスコミ全体で推進されている左翼的で民主党に偏った扇動を無視することだ」と述べた。同氏は次のように話した。
「私は間違っていた。今にして思えば、ドナルド・トランプに反対したのは間違いだった。友人にはトランプを支持する人がいたが、私には理解できなかった。私はこう話していた。『ジョン・マケインに言ったことを知らないのか?この男が不適格だと判断するのに十分じゃないか?』その友人たちは私が認識できなかったものを、トランプの中に認識していたのだ。度を越えた言葉ーその言葉自体は不愉快だとして、それ自体も全く弁明にならないーにもかかわらず、彼らの認識は正しかった。マスコミが自分に何と言おうと意に介さない男。それが唯一の政治のやり方だ。それがアメリカで保守の原則を推進する唯一の方法であり、つまりは気にしないということだ」
プレガー氏は「(ドナルド・トランプは)ミット・ロムニーよりもはるかに良い大統領だ」と述べ、ロムニー氏のことを「生ぬるい」と表現し、ニューヨーク・タイムズのようなメディアにアピールすることに腐心していると語った。
プレガー氏は、振る舞いよりも行動のほうが、大統領としての成功を見定めるのに重要な尺度だと述べた。
「ドナルド・トランプがミット・ロムニーのような気質や、バラク・オバマのような気質を持つことを私は望むだろうか?その通りだ。それが何だというのだろうか?私が望むものはたくさんある。私にとって、大統領が行うことはその振る舞いよりも重要だ。トランプはミット・ロムニーよりもはるかに良い大統領だ。ミット・ロムニーが大統領なら、毎朝ニューヨーク・タイムズの社説を読んで自分がどう報道されているを確認していたことだろう。ミット・ロムニーはマサチューセッツでロムニーケアを提供した。私はミット・ロムニーの選挙を応援したが、(バラク・オバマより)もっと良い大統領になっていただろう。共和党なら誰でも民主党よりはましだ。そんなものだ。そうは言ってもロムニーは生ぬるい大統領になっていただろう。保守的なことにおいてドナルド・トランプに匹敵するものはない。」
プレガー氏は、大統領の振る舞いに関する懸念は、その影響力に対する幅広い分析に比べれば二の次だと述べた。
プレガー氏は次のように語った。「トランプは、ツイートの内容や一部の発言、そしてその気質という点で、コミュニケーションに大きな欠点を持つが、偉大な大統領であることが判明した。私の気質は正反対だ。尊厳を愛している。理解することを大切にしている。ああ、それでいいだろう。だからどうしたというのだ?私は自分がトランプほど良い大統領になれる自信はない。どうだろうか?それほど彼は良くやっているということだ」
※デニス・プレガー氏は米国の保守派で、全国放送のラジオ番組司会者。またコラムニスト、執筆者、講演者。