<引用元:JustTheNews 2023.1.31>
コロンビア・ジャーナリズム・レビュー(CJR)は1月30日に発表した記事で、報道機関がトランプ・ロシア共謀疑惑を報道した際、いかに職務怠慢だったかを示した。記事には有名なワシントン・ポスト編集記者、ボブ・ウッドワードの辛辣な言葉も引用されており、ウッドワードは主流メディア全体を批判して、業界全体に自己評価を求めた。
「報道機関対大統領」と題したシリーズの第4部の冒頭で、調査記者のジェフ・ガースは特定の報道機関を引用し、彼らがいかなる代償を払ってもドナルド・トランプをこき下ろすために、情報機関、同業者、そして怪しい情報源―今や悪名高いクリストファー・スティール文書も含め―といかに協力してきたかを示している。
ウッドワードは、1970年代のウォーターゲート事件とリチャード・ニクソン元大統領の辞任で有名になったが、ロシア疑惑捜査は「うまく対処されなかった」とガースに述べた。彼は主流報道機関が真実から離れて国民を「騙した」と非難までした。
ウッドワードは、現代の編集室がロシア共謀疑惑で犯した失敗を振り返り、「痛みを伴う内省に踏み出す」よう強く訴えた。また、ロバート・モラー特別検察官のその件についての報告を名ばかりの物だと述べた―が、同様にメディアにとっての反トランプネタの役目を果たすのには十分だったと述べた。
ウッドワードは、モラー報告書は「尻すぼみ」だったが、ジャーナリストは「結局不毛に終わろうとしていると宣言しようとはしなかった」とガースに述べた。
(以下略)