<引用元:JustTheNews 2022.11.23>
従来型の報道機関の多くは、ドナルド・トランプの捜査のためにバイデン政権司法省がジャック・スミス特別検察官を任命したことは、前大統領にとって不吉な前兆だと示唆している。だが著名なテレビジャーナリストでベストセラー著者のビル・オライリーは異なる見解を持っており、民主党にとってやぶへびになると予測した。
オライリーはテレビ番組「ジャストザニュース、ノットノイズ」で、FBIが1月6日暴動前に何を知っていたか、法執行機関は悲劇を防ぐためにもっと何かできたかどうか、また報じられたようになぜ8人の捜査官があの日議事堂に行った抗議者の中に潜入していたのかを、メリック・ガーランド司法長官が任命した人物は調査しなければならないだろうと述べた。
ガーランドがトランプ捜査のためにまたも特別検察官を任命したことは、「根本的な間違い」だとオライリーは警告した。
「トランプが1月6日に何を行い、何を行わなかったかを(ジャック・スミスが)捜査するためには、FBIに踏み込んでFBIが何を行い、何を行わなかったかを捜査しなければなりません」とオライリーは、22日の広範なインタビューの中で説明した。「やらざるを得ません。隠すことはできないのです」
FOXニュースのゴールデンタイムの人気番組「オライリー・ファクター」で長年司会を務めた彼は、ニューヨーク・タイムズが「あの日最も敵意に満ちた抗議者の中に少なくとも8人のFBI捜査官が潜入していた」と報じたことを指摘し、「彼らはそこにいました。FBIがいたのです。彼らは一体全体何をしていたのでしょうか?」と述べた。
まさにその問題が、最近の下院委員会公聴会でのFBIのクリストファー・レイ長官に対する質問の際に持ち上がったが、長官は、暴動が起きた時FBIの潜入捜査官が議事堂でトランプ支持者の服装をしていたかどうかをあからさまに答えることを拒否したが、FBI職員があの日に襲撃を扇動したことは断固として否定した。
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オライリーはあの質問に対する回答を追及することは陰謀論ではないと述べた。彼はFBIが襲撃を扇動したとは考えていない。だが情報提供者の存在は、当局があの日に何か悪いことが起きるかもしれないと疑っていたことを示唆しており、それを防ぐことができた可能性があるとオライリーは説明した。
先週のレイ長官の公聴会の際、「質問は単純でした」とオライリーは述べた。つまり、FBI捜査官はトランプ支持者のような格好をして議事堂に行ったか、という質問だ。そしてレイ長官は質問に回答しようとしない。そうするとあちらこちらに注意が促されることになる。
「ガーランドは特別検察官をでっち上げた時、それを考えてもみなかったと思います。考えもしなかったと思いますが―もしそれが本当だと証明されたとしたら、私は陰謀論者ではありませんし、FBIが何か扇動したとは思いませんが―ですがもし、FBIが何が起こるか知っていながらホワイトハウスに、そして司法省に報告しなかったとしたら、この国は大騒ぎになるでしょう」
(以下略)