<引用元:FOXニュース 2022.10.22>
ドナルド・トランプ前大統領は23日夜にテキサス州で、2024年大統領選挙への再出馬に言及し「多分もう一度やらなければならない」だろうと聴衆に語った。
「私は2度出馬しました。2度勝ちました。2度目はその前よりずっと良くやりました」とトランプは、テキサス州ロブズタウンで自分の話を聞きに集まった何千人もの聴衆に語った。「2020年には2016年より何百万も多くの票を得、同様にこれまでの国の歴史上のどの大統領よりも多くの票を得ました。そして今再び国を成功させ安全で輝かしくするために、私は多分もう一度やらなければならないでしょう」
「声なき大衆はかつてないほどに強くなっています。同胞のみなさん、我々が共にしているこの素晴らしい旅は始まったばかりです」とトランプは、力強い音楽が掛かる中で集会の締めくくりに述べた。
正式発表に一番良いタイミングがいつかについて何カ月ものあいだ憶測と疑問が出ていたが、発言はトランプの大統領選挙再出馬の意向を最も強くほのめかすものの1つとなった。
コメントが出た前日には、1月6日下院特別委員会が議事堂暴動への関与疑惑のためにトランプに召喚状を出していた。
トランプは、11月14日午前10時に米国国会議事堂かテレビ会議で証言に立ち、2021年1月6日に暴徒が議事堂に侵入した際の行動について記録を提供するよう求められている。
召喚状は、暗号化メッセージングアプリのSignalでのトランプと側近、スタッフ、職員間のやり取りを要求している。
トランプの元アドバイザー、ケリーアン・コンウェイは、委員会の動きを中間選挙に影響を与えることを目指した政治劇だと一蹴した。
「トランプ前大統領が1月6日委員会の審議の中心であるなら、なぜ彼を最初にやらずに最後にやろうとしているのでしょうか?」とコンウェイは21日に述べた。「中間選挙の数週間前、そして共和党が議会を過半数支配すると思われる数カ月前に、分別ある人なら、この召喚はほとんど象徴的なもので疑わしいと思っても問題にならないでしょう」