<引用元:デイリー・コーラー 2022.10.26>
(ワシントンDC)ハンガリーのシーヤールトー・ペーテル外務大臣は、26日の本紙との独占インタビューで、現在のウクライナとロシアの間の戦争は一つにはジョー・バイデン大統領にも責任があると述べた。外相は2020年大統領選挙が異なる展開になっていたら戦争はなかっただろうと主張した。
シーヤールトー外相は国際原子力機関(IAEA)の国際閣僚会議でのスピーチ後に本紙と対談し、ウクライナでの戦争を含め米国と欧州に影響のある様々な問題について話した。シーヤールトーはインタビューで終始、ドナルド・トランプ前大統領とドイツのアンゲラ・メルケル前首相がまだ政権の座にあれば、戦争は始まらなかったとの考えを明確に示した。
「欧州の経済は疲弊しています。欧州は苦しんでいます。ですから欧州にとっての唯一の解決策は平和なのです。ですが当然ながら平和はこのような行動では訪れません。米政権が示してきたことです。なぜか?それは平和を生み出すためには、意思疎通する必要があるからです。意思疎通する必要があります」とシーヤールトーはインタビューで述べた。「そして、私は自分がなぜまだロシアと話をしているのかということについて、いつもとても強い圧力と批判を受けています。しかし、ほぼ100パーセント彼らのエネルギーに依存しているのに、話さないわけにはいかないということです。そしてロシアは欧州における現実であり、この戦争の結果にかかわらず欧州における現実であり続けるでしょう」
彼はこう続けた。
「ですから我々が確信しているのは、2020年に大統領選挙が異なる展開になっていたら、この戦争は勃発していなかっただろうということです。私は起こらなかったと確信できますが、世界的に見て、我々には現在リーダーが不在であるために、間違いなくこれが実際にそうなったのだと思います。トランプ大統領は本物のリーダーでした。メルケル首相は本物のリーダーでした。ですから私に分かることは、もしメルケル首相が、そしてトランプ大統領が権力の座に留まっていたら、この戦争は間違いなく勃発していなかっただろうということです。そういうわけで我々が望むのは、この件について米露の話し合いが行われることです。というのも、誤解しないでください。誤解しないで欲しいのですが。これが平和を生み出す野に必要だからです。ロシアとアメリカの話し合いです」
(以下略)