<引用元:JustTheNews 2022.9.5>
連邦判事は9月5日、先月FBIがドナルド・トランプのフロリダの私有地を家宅捜索した際に押収した証拠を、特別補助裁判官に精査させるよう命じ、前大統領に大きな勝利を手渡した。
アイリーン・M・キャノン米国地方裁判所判事は、独立した専門家が「押収した所有物の精査を行い、秘匿特権の主張を管理し、それについて勧告を行い、所有物返還の要求を評価する」ことができると述べた。
トランプは自身のソーシャル・メディア・プラットフォーム「Truth Social」で勝利に反応した。
トランプはこう投稿した。「いいか、完全に腐敗した『司法』省とFBIと闘うには勇気と『根性』が要る。彼らは悪質で邪悪な外部の供給元から、不正なことをやるよう強いられている。公平性、見識、公正、そして勇気を彼らが示すまで、我々の国は決して復活も回復もできない―第三世界の国にまで落ちぶれるだろう」
キャノン判事はまた、「特別補助裁判官の調査完了か今後の裁判所命令が出るまで」、司法省がマーアラゴの押収物を調査することを停止させた。
トランプは、押収された文書は弁護士・依頼者間の秘匿特権と大統領特権の適用を受けると主張し、特別補助裁判官を要求していた。FBIも、パスポート、弁護士・依頼者間の秘匿特権記録、また衣類までも含めて、過度に証拠を収集したことを認めた。
特別補助裁判官は通常、証拠が適切に押収されたかについて独立した判断を下す、政府外の弁護士が務める。