<引用元:FOXニュース 2022.7.26>
「米国民はジョー・バイデン、ナンシー・ペロシ、チャック・シューマー、そして極左の失敗した統治を地滑り的に拒絶して重大な結果をもたらす用意ができている」とトランプ
トランプ前大統領は11月の中間選挙で有権者が「米国の未来を救う」と予測し、民主党は自身が米国民のための「仕事に復帰」するのを妨げようとして「打撃を与え」ようとしていると警告した―2024年出馬をほのめかすような内容だ。
前大統領の発言は、26日のワシントンDCでのアメリカファーストポリシー・インスティテュートのサミット中に出たもので、2021年にホワイトハウスを去って以来首都を訪れたのは初のことだった。
トランプは自身の政権スタッフが結成したシンクタンク主催の会議で基調講演を行い、バイデン政権下での米国の「悪化」を強調し、中間選挙を前に米国の法と秩序への復帰の重要性を強く訴えた。
トランプはこの日こう述べた。「米国を崖っぷちから復活させる時だ。我々は歴史的な中間選挙を目の前にして今日集まっている。米国民はジョー・バイデン、ナンシー・ペロシ、チャック・シューマー、そして極左の失敗した統治を地滑り的に拒絶して重大な結果をもたらす用意ができている」
「この11月、人々は国の破壊を食い止めるために投票に行こうとしており、米国の未来を救うために投票しようとしている」とトランプは続け、「街をきれいにし、国境を制御し、ドラッグの流入を食い止め、米国で即座に法と秩序を取り戻すこと以上に高い優先順位はない」と述べた。
トランプは、国に降りかかっている犯罪の波について言及し、犯罪者は「かつてないほどの行動の自由を与えられている」と述べた。
「ニューヨークからシカゴ、ロサンゼルスに至るまで、かつて中間層がアメリカンドリームを味わおうと押し寄せた偉大だった都市の多くは、現在紛争地帯となっている―文字通りの紛争地帯だ」とトランプは述べ、「傷害、レイプ、殺人などありとあらゆる暴行」が毎日起きていると指摘した。
「我々がそのような普通と異なる国に住んでいるのには主要な原因が1つある。法と秩序に対する尊重がないためだ。我々の国は今犯罪の巣窟となっている」とトランプは述べた。
トランプはこう続けた。「以前は考えられなかったような規模で流血、死、苦痛があり、米国全体で全ての執行機関を破壊し解体しようとする民主党の取り組みが原因だ―それを止めなければならない。今それを止めなければならないのだ」
暴力犯罪は全国の主要都市で増加してこの2年で前例のない数字に達し、FBIのデータによると2019年との比較で2020年は殺人が約30パーセント増加した。2021年までに殺人事件は全米の主要都市で増加し続け、刑事司法協議会の1月の発表データによると2020年と比較して殺人事件が5パーセント増加した。
暴力犯罪は、ボルティモア、シカゴ、ロサンゼルス、ニューヨークシティ、フィラデルフィア、シアトル、そしてワシントンDCで、2021年の同時期と比較して約5パーセントから40パーセント増加した。暴力犯罪の定義はレイプ、性的暴行、強盗、暴行、そして殺人の報告である。
FOXニュースの調査で、ニューヨークシティでは暴力犯罪が2021年と比較して40.6パーセント増加しており、これまでで最大の増加となっている。
前大統領は、議員は「米国を安全に保つために、言う必要のあることを言い、やる必要のあることをやる勇気を持つ」必要があると述べた。
トランプはこう述べた。「我々は犠牲者に対してその義務がある。自分たち家族に対してその義務がある。そして国に対してアメリカを再び偉大にする運動において正しいことをする義務がある。あらゆる背景を持つあらゆる市民が、暴力犯罪の犠牲者となることを考えもせずに1日のどの時間帯でも、この国のどこであっても歩くことができるべきだと我々は考えている」
「『アメリカファースト』は安全を意味するものでなければならない。我々は安全を得なければならなず、来年議会で新たに過半数を持つことが皮切りとなり、その後は共和党の次期大統領を誕生させるのだ」とトランプは続けた。
(以下略)