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トランプがバイデンのアフガン撤退を非難、自分なら中国の核テスト監視のためにバグラム空軍基地は保持していたと発言

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<引用元:FOXニュース 2022.4.22

ドナルド・トランプ前大統領は21日の演説で、バイデン大統領は米軍がアフガニスタンのバグラム空軍基地から撤退したことなどによって、米国を敵に対してより脆弱にしたと警告し、自分だったら中国の核開発を監視するために基地を保持していただろうと述べた。

トランプはフロリダ州でのヘリテージ財団のイベントでこう述べた。「中国はもう我々は尊敬しておらず、イランはもう我々を恐れておらず、ロシアは忌まわしいウクライナ侵略によって我々の指導者をどれ程弱いと考えているかを示した。トランプ政権下であれば決して実行しなかっただろう。決して、あり得ないことだった」

「現在、我が国の歴史上で最も危険な期間だ」とトランプは述べた。

トランプは自身もアフガニスタン撤退を計画していたが、バイデンが実行した撤退のやり方は米国に「屈辱を与えた」と述べた。

「我が国はアフガニスタンで屈辱を受けた。兵士は殺され、米国人の人質は取り残された・・・米軍のハードウェアも」とトランプは述べ、「我々は降伏したのだ」と話した。

トランプは18カ月の期間中、タリバンとの戦闘で米国兵士は誰も死ななかったと指摘した。

またトランプは、かつてアフガニスタンで最大の米軍基地だったバグラム空軍基地の米軍駐留を自分なら保持していたとも主張した。トランプは、アフガニスタンの首都カブールから少し北にある基地は、中国が核兵器を作るために使用している場所に比較的近いと主張した。

前大統領はこう述べた。「我々がバグラムを保持している理由は中国のためだ。そこは中国が核兵器を作っている場所から1時間の場所にあり、何年も前に何十億ドルも掛けて建設したものだからだ。今や中国は、最終的にバグラムを所有して支配しようとしているように私には見える。我々は逃げた。夜中に明かりをつけっぱなしにし、逃げたのだ。そして犬を全て置き去りにした」

トランプは、アフガニスタン撤退の失敗が世界の舞台でバイデンの指導力の弱さを浮き彫りにしていると述べ、ロシアのウラジミール・プーチン大統領は自分がまだ在職していればウクライナを侵略しなかっただろうと主張した。

トランプは述べた。「ロシアはブッシュ大統領の政権下でジョージアを取った。オバマ大統領の政権下ではクリミアを取った。私の政権下では何も取らなかった。何も、だ。ところで私は、シリアから、またイラクから兵士を引き上げたし、数カ月後にはアフガニスタンからの撤退する予定だった。2000人まで兵士を減らしたのは私だ」

トランプは自身も米軍を撤退させていただろうと述べたが、「大きな威厳と大きな力」を持って引き上げることを計画していた。

「我々は全て撤退することになっていた。威厳を、大きな威厳と大きな力を持って引き上げようとしていたのだ」とトランプは述べた。

ロシアのウクライナ侵略のために、中国の台湾侵略の潜在的な脅威が浮き彫りとなっている。

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